【文スト】早い者勝ち【太宰治】

番外編 26回目 【関係】＊だざあ様リク ページ32

伊上side



伊上「意味わかんない……」

「どうしたのー？りん」

「なんかあった？」



伊上「んーん？なんでもなあい」


そんなの、嘘に決まっている。

問題大有りだ。



アイツから奪ってやったのに。

あのウザいアイツから。


いっつもちやほやされて、太宰さんが居ながら中也さんとも、芥川さんとも仲良くして。


目障り。









何ヶ月か前、急に太宰さんとアイツが話さなくなった。


更に、冷たい態度をとるときた。


こんなの、チャンスにしか思えない。




すぐに太宰さんに取り入った。


そしたら、意外にあっさり落ちたものだから。


アイツは、どんな顔をするのかなあ。と、機嫌が良かった。








キスするところを見られた。


思ったよりアイツの顔は動揺していた。

楽しい。そう思った。


その後、アイツを見つけると本性をさらけ出した。


アイツのあの顔は、今も脳裏に焼き付いている。







尾崎幹部に、バレたかもしれない。

怪しそうな目で見られた。

バレるわけにはいかない。


まだ、アイツに勝っていたい。

それを堪能した後に、あっさりと捨ててやろう。

そう、"思っていた"。





突然。突然だった。



太宰「それじゃあね？君も私の事を弄んでいたのだろう？………もう、終わりだ。」


伊上「ええ、そうですね。楽しかったです。はい、さようなら」


強がった態度をとった。


何故か、胸が痛かったから。


これが「愛」なのだと、気づきたくなかった。














もっと、ちゃんとした愛し方をすれば良かった。


後悔した。

生まれてきて一番。









アイツへの嫉妬が溢れて止まらない。







あれから私は太宰さんに会ってない。

人を愛するのは、辛い。









これからも私は、「間違った愛し方」を続けるのか。



次のターゲットは、誰にしようか。



目の前の、この子にしよう。









私の心が、沈んでく。






＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊



あれれ？

私始めこういう話書いてるつもりじゃなかったのになあ？


おっかしいなあ









すいません！


大分想像してらしたのと違うかと思います！


"りん"はもっと悪役で終わるはずだっのに……





ホント、この話に関しては反省しております


(でも、こんな話一回書いてみたかったんです…)



いつでも書き直しのお願いは受け付けます！

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