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双子の喧嘩7 ページ10

藤ヶ谷side

北山さんの質問の流れで俺も聞いちゃおうかな、。


藤『千ちゃん、俺も質問いい？』

千『ん？』

藤『勘違いだったら申し訳ないんだけど…ニカと何かあった？』

千『えっ……』

目を逸らされた。

あー、これは確実に何かあったな。


千『俺が悪いの…。俺が…。ｳｯｸﾞｽｯ』

あ、やべ。
病人泣かせちゃった。

あ、北山さんにも何やってんだよって目で見られた。
すみません。そんなつもりではなかったんです、。

藤『千ちゃん泣かないで？お熱あがっちゃうよ』

よしよし、と背中を摩れば少しずつ落ち着いてきたみたい。

千『次のペア曲の話をしてたの…ｸﾞｽｯ…でも俺が案とか上手く伝えれなくて…そしたらっニカがっ…ｸﾞｽｯ…ｳｩｯ』

藤『わかったわかった。話してくれてありがとね。もう泣かなくていいよ、』

よしよし、とまた背中を摩る。

北『千賀は二階堂にどうしたいの？』

千『謝りたいっ…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ』

北『そっか。じゃあ二階堂も千賀も元気になったら謝りに行こうな。』

千『うん…ｸﾞｽｯ…』

北『よし、じゃあ早く元気になるために寝な。二階堂には横尾さんがついてるし、お前には俺らがここにいるから。』

上手い。さすが最年長。

千『うん……ありがとう…おやすみ…』

藤北『おやすみ』




寝なかったのはたぶんニカのことが気になってたんだろうなー。

北山さんの、わたがついてるからって一言に安心した顔したもんなー。笑

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