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Nくんノロウイルス5 ページ33

二階堂side

パッと目が覚めた。

寝る時にはいたはずの横尾さんがいなかった。


二『うっ…』

急に吐き気に襲われ、トイレに駆け込むまで我慢出来そうになくて慌ててゴミ箱を抱えた。

二『うっ…おえっ…ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ…ｵｪ…ﾊｧﾊｧ…』

横『にかっ…！気持ち悪くなっちゃったね…よしよし…』

二『よこ…さ、ん…ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ…ﾊｧﾊｧ…ｸﾞｽｯ』

横『よしよし…大丈夫大丈夫…。』

二『ｵｪ…ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ…ｸﾞｽｯ…ﾊｧｯ…ﾊｧﾊｧ』

横『泣いてたら苦しくなっちゃうよ』

苦しい…

でも涙が止まらない…

二『ｯﾊｧ…ﾊｧﾊｧ…ｸﾞｽｯ…ｳｩｯ…も、出ない…ﾊｧﾊｧ』

横『よしよし頑張ったね…これ捨ててくるね』

二『やだ…ｸﾞｽｯ…ﾊｧﾊｧ…行かないで…ｳｩｯ…ｸﾞｽｯ』

横『でも…』


横尾さんを困らせちゃった…


二『ごめn 『わかった。ここにいるよ。』

え？

横『弱ってる時って寂しくなるよね』

そう言って俺の頭を撫でてくれた。

二『よこっさっｸﾞｽｯ…ｳｩｯ…ｯﾊｧ…ｸﾞｽｯ』

俺は気づいたら横尾さんを抱きしめていた。

横『わっ…んもー……よしよし…』

二『ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ』

横『早く良くなるといいね』

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