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痛いの痛いの飛んでいけ2 ページ3

千賀side

もー、ほんとにやだ。

久しぶりに2人で買い物に行けると思ってたのに…

途中から吐き気が出てくるし…

最悪…




医者『ウイルスから来る風邪ですね。』

千『風邪…』

医者『今は発熱はしてないですが、もしかしたら今後熱を出すかもしれません。なので、その時用の薬も一緒に出しておきますね。』

千『…』

二『よろしくお願いします。』



熱まで出たら最悪すぎる。

薬もたくさん飲まなきゃだし…

それだけは避けたい。



医者『お大事にね』

二『ありがとうございました！』

俺も軽く会釈をし、病院を後にした。


二『ちょっとでも体おかしいなと思ったら言えよ〜』

千『う、ん』



千『にか…』

二『ん？』

千『家…まだ？』

二『なんか道が混んでるからもう少しかかっちゃうかも…どうした？』

千『気持ち悪い…』

二『車酔いしちゃったか。袋下に置いてあるからそこに出していいよ。』

千『ごめん………ｳｯ…ｵｪ…ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ………ﾊｧ』

二『よしよし…気持ち悪いね…』

車が止まっている間だけ、にかが隣で背中を摩ってくれた。

千『ｵｪ…ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ………ﾊｧﾊｧ…………も、出ない…』

二『ん、そっか。大きな袋あるからそこにゴミ入れれる？』

はぁ。一気に疲れた。
吐くってすごい体力使う…

千『ん…』

二『疲れたでしょ。寝てな。』

千『んー……』

にかって俺のことなんでも分かってるみたい。

二『俺のことは気にしなくていいから。』

千『うん…寝る…』

二『ん、おやすみ。』


俺はギュッと目を瞑ってるとすぐに眠りについた。

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