Tくんの胃腸炎8 ページ15
玉森side
目が覚めるとガヤさんと横尾さんがいた。
横『あ、起きた。どうした？』
玉『ううん……あれ…冷えピタ…？』
藤『おでこ少し熱かったから貼ったんだけど…玉体だるくない？大丈夫？』
玉『うーん、わかんない…』
藤『しんどくなったら言ってね』
玉『そういえば、ミツは？』
横『少し寝るって』
そうだよね…疲れてるよね…
ガヤさんも横尾さんも疲れてるよね…
藤『玉気にするなよ？俺が寝ろって言ったの。今寝てもらって夜は寝ずにいてもらわなきゃな〜笑』
ガヤさんは俺の考えを察してか、笑いに変えてくれた。
なるべく2人には迷惑かからないようにしなきゃ…
そう考えた直後なのに
玉『ｳｯ…ﾊｧｯﾊｧｯ…』
腹痛が襲い、俺はお腹を抱えて蹲った。
横『玉！？お腹痛い？』
玉『痛いっ…ﾊｧｯﾊｧｯ…ｳｩ…』
藤『支えるからトイレ行こっか』
玉『ﾊｧｯﾊｧｯ…』
立つのがやっとな俺を2人は支えてくれた。
トイレに篭っている間2人はずっと扉の外で待ってくれていた。
しばらくしてトイレから出た俺に脱水症状になっちゃうから、と水を渡してくれた。
玉『あり、がと……ｸﾞｽｯ』
藤『玉？なんで泣くの？また痛い？』
玉『ｳｩｯ…ちがっ…ｸﾞｽｯ…わかんないけど…ｸﾞｽｯ…ｳﾊｧｯﾊｧ…ｸﾞｽｯ』
藤『大丈夫、大丈夫。よしよし…』
ガヤさんは優しく抱きしめてくれた。
横『うーん、熱上がってるかも。熱測るね』
玉『ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…ﾊｧｯﾊｧ…』
横尾さんが体温計を俺の脇に挟んだ
ピピッピピッ
横『うん、結構高い。冷えピタ替えようね』
玉『ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ……つめたっ…ｸﾞｽｯ』
藤『冷たかったね。お薬飲んで寝よっか。』
玉『ｳｩ……ｸﾞｽｯ…』
抵抗するのもなんだかしんどかったから素直に薬を飲んだ。
藤『えらいえらい…じゃあおやすみ。』
ガヤさんは優しくお腹をポンポンと叩いてくれた。
その心地の良いリズムで俺はまた眠った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 348人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みぃた(プロフ) - 赤りんごっP?さん» コメントありがとうございます。更新遅くてすみません。待っていてくださりありがとうございます。 (2019年12月5日 0時) (
レス) id: 06a6bd8c0e (このIDを非表示/違反報告)
みぃた(プロフ) - あざらしけんてぃさん» 返事遅くなってしまい申し訳ございません。リクエストありがとうございます。書かさせてもらいますね！ (2019年12月5日 0時) (レス) id: 06a6bd8c0e (このIDを非表示/違反報告)
赤りんごっP?(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。更新待ってます！ (2019年11月26日 20時) (レス) id: c4b0ce3c9a (このIDを非表示/違反報告)
あざらしけんてぃ(プロフ) - リクエスト大丈夫ですか？？皆で予防接種に行くお話がみたいです！北山くんが超苦手なのがみたいです！ (2019年8月14日 18時) (レス) id: e9a37b4553 (このIDを非表示/違反報告)
みぃた(プロフ) - さやさん» いつもありがとうございます！リクエスト、了解しました！ (2019年8月2日 1時) (レス) id: 74204e0c16 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みぃた | 作成日時：2019年7月22日 10時
