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たまには甘えたい4 ページ24

宮田side

玉に言われるがままに動画を撮ったけど、悪い予感しかしないよぉ


ゼリーを何口か食べた後、大人しく薬を飲んでくれたにかはすでに目がトロンとしている。

宮『にか眠い？寝ていいよ？』

二『うん…でも…』

宮『ん？』

二『ずっと…ここにいてね…？』

宮『なに、寂しいの？笑』

二『ちっちがうもん…』

玉『ふふっまた二階堂が起きるまでここにいるよ』

二『…じゃあたま…もっかいぎゅーして、いい…？』

おねだり入りましたー！

玉『ん、おいで』

二『たまあったかい…』

玉『そ？』チラッ

ん？

玉が俺をめっちゃ睨みつけてくるんだけど…何！？

口パクで必死に訴えてくる。

ど


う


が


あー！

はいはい！


俺はにかから見えない位置でこっそりと動画を撮った。

玉は満足そうにニコニコとしている。


よかった合ってた…笑


玉『…二階堂？…二階堂高嗣さーん？』

宮『玉どうしたの？』

玉『こいつ寝たかも。確認して』

分かった。と、動画を止めようとすると止めなくていいととめられた。

だから動画を撮り続けたままにかの顔を確認する。


宮『…あ、寝てる。カワウソみたいだねほんと。笑』

玉『撮れてる？』

宮『撮れてるよ〜。今日は甘えん坊のにかちゃんでしたね〜。早く元気になってね〜。』

せっかくなのでナレーション？をつけてみる。

玉『そろそろベッドに寝かすか。』

宮『そーっとね』


玉が動かすもぜんぜん起きる気配もなくベッドでそのまま寝ている。


宮『にかおやすみ〜』


そう言って動画を止めた。


玉『よし、いい感じだわ。』

宮『ねぇもしかしてこの動画にかに…』

玉『うん、見せるよ。』

ですよねーーー。

玉『宮田だって最後の方ノリノリで撮ってたじゃん。もう同罪だから。』

宮『えぇ…』

まぁ見せるんじゃないかって予想しててナレーションとかつけちゃったもんなぁ。

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