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君を守るよ5 ページ22

藤ヶ谷side

なんで北山は何も話してくれないんだろう。

俺は北山から言ってくるのを待っていた。

あの時何があったの。

たった一言、あの日俺がちゃんと聞いていれば…





あれから１週間経った。

特に何事も起きることなく平穏な日々を過ごしていた。

北山が限界だったことも知らずに。




千『1,2,3,4……あ、待ってここは…』

千賀を筆頭に音楽番組の練習をしていた。


北『ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ』

二『ミツ風邪？』

北『あぁ、ちょっと…ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ…』

千『休んでたら？』

北『ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ…ん、そうしとくわ…ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ』

藤『大丈夫か？』

北『大丈夫…』





千『…よし、おっけい！いい感じだと思う！』

二『…っあー！疲れた！』

千『今日はここまでにしよ！』

玉『宮田〜飯行こ〜』

宮『いいよ〜』

千『にか〜俺らもどっかご飯行こ！』

二『行こいこー！』

4人はどこかへ行ってしまった。



藤『北山大丈夫？』

あれからずっと椅子に座り、机に突っ伏してた北山に声をかけた。

北『ん…大丈夫…ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ…』

横『動けそう？』

北『大丈夫…』ﾌﾗｯ

藤『…っと。大丈夫じゃないじゃん。』

北『ごめ…大丈夫だから…ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ』

藤『いいから。肩貸す。』

横『俺荷物持つね』

北『…ごめん…ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ』



それにしても北山熱い。

熱あるんじゃん。

どうして大丈夫って強がるの。

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