平凡な四年生 2！

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なんやかんや、夏休みが終わった。

まじ普通に過ごしたよ？

畑やって、田んぼやって、宿題して、寝て。っ言う感じ。



A「じゃ、行ってくるわー」


母「気をつけてね」


父「無理するなよ？」


A「おう」


律「にいちゃ！！行っちゃやだぁあっ！！」


ギャン泣きで俺に抱きつく律。

起きてきやがった。

毎年、こういうこと起こるから、いつも寝てる時に家出てるんだけど.....


毎回、俺が家出るタイミングで起きてきやがる。


律「にーちゃあ！！にーちゃー！！やだぁああっ！！」


A「ほら律、泣くなよ。せっかくの可愛い顔が台無しだぞ？」


律「ひっく、ひっく....にいちゃあ.....」


A「次の休みにまた帰ってくるから。な？」


律「やだぁ.....」


A「兄ちゃんも、頑張るからさ。次の休みまで、我慢して待っててくれないか？」


律「にーちゃ.....」


A「我慢出来たら、次の休み、滅茶苦茶遊んでやるから。な？」


律「うん.....」


A「良し、いい子だ」


律を抱きしめ、頭を撫でた。


律「にーちゃ、がんばってね！！」


A「おう。じゃあ、行ってくる」


父、母「いってらっしゃい！」


律「ばいばい！にーちゃん！！」


A「おう。またな」


家を出て、学園に向かって歩いた。




鈴丸「よっ！」


A「あ、鈴丸。お前、家反対方向だろ？わざわざ来たのかよ」


鈴丸「まーね！というか、今年もギャン泣きでらして」


A「最近、元気度が上がってるからさ。俺の鼓膜、大丈夫かな」


鈴丸「大丈夫でしょ」


A「というか、タカ丸さんは？」


鈴丸「彪のとこ〜」


A「ほーん。じゃ、行くか」


鈴丸「おう！」



二人で、世間話をしながら、学園に向かった。

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