俺は兄離れができない！！！！

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古川「三年生は、まだ帰ってきてないんですか！！」


土井「何かに巻き込まれたか.....」


姫の護衛任務。

三年生でもできる簡単なものなのに.....夕方には帰って来れるはずなのに.....


三年生は、いつまで経っても帰ってこない.....



何があったんだ。


雷蔵「Aっ......」


食満「情報が無い限り、俺たちは何も出来ない.....」


どうすれば......


小松田「失礼します！！」


スパンッと大きな音を立てて襖を開けた小松田さん。


古川「小松田さん！どうしました！」


小松田「数馬くんと藤内くん。作兵衛くんと左門くん、三之助くんが.....！！」


古川「！！」


俺は走った部屋を出た。





古川「お前ら！！」


作兵衛「っ......」


みんな、傷だらけだ.....ひどいな。


数馬「Aと孫兵がっ！！」


藤内「僕たちを助けて、まだ森の中に！！」


作兵衛「早くしねぇと、手遅れになる！！」


古川「！！わかった。土井先生、伊作」


土井「はい」


伊作「はい！」


古川「あとは頼んだ。あと、雷蔵を止めておけ」


あの状態じゃ、Aも雷蔵自身も危ない。


学園に、残さないと......


古川「行ってくる。孫兵とAを助けに！」


俺は、走って学園を出た。



待ってろ。

すぐ助けてやるからな！！

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