とある忍たまのモブ生活？

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A「あ"〜〜.....なんていう失態を.....」


タカ丸さんを部屋に送り届けた後、俺は自室に戻った。


タカ丸さん、いい人だったなぁ......


こんな捻じ曲がった俺に優しくしてくれるんだから。

俺も混乱する。

初めての体験すぎて.....



A「あっつ.....」


バサリと上衣を脱ぎ捨て、肩衣のみとなった。

この、タンクトップタイプの肩衣、着やすくていいんだよね....


適度に涼しいし.....


A「あ〜〜、しんど」


俺、夏嫌いなんよね。ほんとに、ほんとに嫌いなの。

暑いし、ジメるし....

髪の毛があらぬ方向へ行くし.....


伊作「風邪ひくよ」


A「うわっ」


部屋の中で、うだぁ....としていたら、開いた襖からひょこりと顔を出した。


善法寺伊作。

俺を追いかける的な発言してから、音沙汰なかったから、油断した.....


伊作「あ、そうだ。ね、A」


A「あ？なんすか」


伊作「久々知と口吸いしたってほんと？」


A「.....はぁ？なんなんすか」


やばい、やばい、やばい！！


これバレたら、いけないやつだ！！


伊作「へぇ、その反応。されたんだ」


A「はっ！？されてない！！」


伊作「僕が聞いた時、瞳が揺れた」


くっそぉ、さすが六年生。

観察眼、えげつねぇな......


伊作「ねえ、ぼくもしていい？」


A「丁重にお断りさせていただきます」


言葉を言い切った直後に返事をした。


伊作「そんな即答しなくても」


不服そうに、唇を尖らせた。


伊作「言うと思ったから、先に対策済み、なんてね」



ニヤリと笑った。



もう逃げないかもしれない。

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