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episode.51 ページ4

. (高嗣side.)









「はぁー、終わった終わった


腹減ったなー、今日肉の気分なんだよなー



どうしよっかなーー」








ディスクの椅子で
くるくる回りながら




みつが盛大に独り言を言ってる








『・・・・・いく?』








いつもは大体スルーなんだけど


10回に1回ぐらいは俺も気を使って答えてる









「どうせ暇だろ?」









「はーい!僕も行きたいです!!」








千賀がにこにこしながら
手を挙げた









「お、千賀も行くか?」








来る者拒まずのみつは簡単に了承する








別にみつと2人で
行きたかった訳じゃないからいいけど







俺も帰り支度をした








「ここですか?」






「そ、うんまいから
腰抜かすなよ?」







平日って事もあって店は空いていたから
すぐに通してもらえた






3人でテーブルを囲んで

恒例のビールでの乾杯をする









話はこの前のミーティングの話題になった








「ガヤさんってカッコいいですよね
それになんだか凄くいい匂いがした」








『変態かよ( 笑 )』








「本店のエースだからな

俺も昔本店に一瞬だけいたんだけど
あいつとは仕事しやすかった」









「へぇ同期なんですか?」









「いや、一応俺の方が先。
たしか藤ヶ谷と誉ちゃん同い年で
2つ下だったかな?」





「ちなみにミーティングメンバーで言えば
横尾さんが1つ下で
宮田と玉は3つ下なんだ。


えーっと、Aちゃんが」






『俺らとタメ』





みつの変わりに俺が答えた








「そうなんだ。この前の時皆さん
優しくしてくれたので嬉しかったです

そのAさんって方が一ノ瀬さんですか?」






っ!?






「そ、俺が一瞬本店にいた時に
Aちゃんもいたんだよ」









「なるほど、だから皆さん仲がいいんですね

僕も早く仲良くなりたいです





あれ、なんかニカ呑むペース早くない?」









『これぐらい普通だから』








絡んでくる千賀を適当にあしらった








千賀の口から一ノ瀬さんの名前が
出たのがなんだか 気に入らなかった









あれ、なんで俺こんな事思ってるんだろ・・・









空になったジョッキを見ながら
そう思った

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 二階堂高嗣   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:miimaru. | 作成日時:2019年6月16日 22時

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