episode.50 ページ3
. (高嗣side.)
あれから1週間が過ぎた
俺はこの1週間
一ノ瀬さんの事を考えていた
「・・・・・にか・・い・・・どう」
距離、近かったな・・・
「・・・・・・ぉ・・・・ぃ・・・・」
誰も居ない静かな海で
あんな真っ直ぐな瞳で見つめられたら俺、、
「・・・・・・・・おい、二階堂」
『ドキドキすんじゃん』
「はぁ?」
『うわ、ちがう// なに!?』
いきなりみつが視界に入ってきて
一気にこっちの世界へ引き戻された
「さっきから呼んでんだけど」
『聞いてなかった、なに?』
「なに、ってお前な・・・・・、
この書類ひらがなばっかで
読みずらいんだけど」
『あっちゃー、打ち直すわ』
みつがぴらぴら振ってる
用紙に手を伸ばした
「もういいから
次から気をつけろよ」
『ごめん ぼーっとしてた』
「ここんとこずっとそんな調子だな」
「ほんとだよニカ
どうしたの?夏バテ?」
書類を持ってひょっこり現れた
千賀も話に入ってきた
『お前、いつから見てたの』
「みつさんが二階堂の名前
3回ぐらい呼んだ辺りから」
・・・・・・って言う事は
さっき俺が言った事も
聞こえてるじゃん!///
俺は恥ずかしくて千賀の顔を見れなかった
「え、なに、?俺??///」
何を勘違いしたのか、
両手をほっぺたにくっつけながら
どんどん頬を赤らめる千賀
『はぁっ?んなわけないじゃん!!!』
「俺、今何見せられてんだろ・・・」
みつは呆れ顔をしていた
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作者名:miimaru. | 作成日時:2019年6月16日 22時