episode.60 ページ13
. (高嗣side.)
「ども〜」
軽い挨拶で入って来たみつ
そのまま俺の方に向かってくる
「ほれ、忘れもん」
そう言いながらファイルを
突きつけてきた
『あ、わり』
慌てて来たもんだから忘れてた
「ニカちゃん何か忘れもの？」
「そうなんだよ
仕事終わったらさっさと荷物まとめて
走って出ていくし。
俺置いてけぼりにされたわ。笑」
「あれ？二階堂くんさっき･･･」
「そうだよニカ、
暇だったからって言ってたのに
急いで来たの？」
まずい、さっきそんな事
言っちゃったっけな、、、
「へぇ、そんな事言ってたんだ」
みつがすっげぇニヤニヤしながら
俺の方を見る
『別にいいじゃん！//
ほら、もうみんな来るから！！』
みつの背中を押しながら
席へと着く
｢ニカは千賀の為に
走って来たんだよなー？｣
｢え/// ニカそうなの？？｣
『バカ、ちげーわ！！！』
みつが来た事で俺はさっきまでの
モヤモヤをすっかり忘れられていた。
「おーおー、なんだか楽しそうだね〜！」
「皆さまこんにちはでーす」
宮田と玉もやって来た
「俺らが本家のBE LOVEですよーっと」
｢え、それ俺も入ってんの？｣
｢玉以外誰がいるんだよ〜！｣
｢ええ、めっちゃそれ嫌なんだけど、笑｣
『まって！！
俺らはそう言うんじゃないからね！？
ニカ千は違うからね！？』
俺は必死に訂正する
｢まぁ、そう言う事にしといてやるよ｣
広い部屋が笑い声で溢れていた
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作者名：miimaru. | 作成日時：2019年6月16日 22時
