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病院から出て、お父さんの車に戻ろうとするとスーツを着た二人組が私の前に立った。
｢.......見舞いも許さないんですか？防衛省は。｣
職員｢自宅待機と伝えているはず。
自分勝手な行動は控えてください。｣
｢学校には行ってない。
それとも今ここで私を捕える？
病院の前で怪我人相手にそんなことしたら
貴方達が疑われるわよ？｣
いくら防衛省だからと言って従っていれば、この人達は私達を下に見る。
職員｢だがあまり疑われるような行動は控えていただきたい。
ここでなくても拘束する場所はいくらでもある。｣
｢そう。
なら私は報道陣に今のこと話そうかしら。
彼ら、E組の生徒だと分かれば直ぐに話を聞きたそうだし。
怪我をしている相手に対し、拘束すると言い切った“脅し”をしたと。｣
職員｢なっ！｣
ニコニコと笑っていた私はフッと笑みを無くす。
｢私達をあまり馬鹿にするなよ？
これでも椚ヶ丘中学の生徒。
“最適解”なんていくらでも持っている｣
私はまたニッコリと笑みを浮かべる。
｢お父さん、そろそろ帰ろっか｣
父｢もういいのか？｣
防衛省職員二人の後ろに立っていた父
ビクッと二人は振り返る。
父の気配にも気付けないなどまだまだだろう。
私の父が灰谷組のトップだと言うことは知られている。
指定暴力団の灰谷組だが、日本政府とも太い繋がりがある。
防衛省からしてあまり下手に出れない相手だ。
父｢学校のことには口を出すなと言われているけどね、
私の“可愛い娘”だ。
あまり下手な真似はしないでくれるな？｣
職員｢........失礼いたしました。｣
｢烏間せんせーからどう聞いてるかは知らないけどさ、
私、他の子みたいに家で待機とか出来ないから。
そんなこと出来たらE組に落ちてないし。
私を家に縛り付けたいなら、世間からの批判を覚悟に縄でも持ってきて椅子にでも縛り付けなよ。
それぐらいの覚悟持って私の見張りに着く事ね｣
防衛省の職員は言い返したそうにするが、お父さんがいるため何も言ってこない。
他のみんなは大丈夫かな。
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美海(プロフ) - れなさん» ありがとうございます！完結は必ずしますのでよろしくお願いします！ (2023年2月22日 7時) (
レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - なゆゆんさん» そう言ってもらえて嬉しいです🥹更新ゆっくりですが楽しみにしててください！ (2023年2月22日 7時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - すごく、すごくすごく大好きです。色々と考えさせられる本当に素敵な作品だなと思いました。それに文才が天才すぎます、、時間ある時にまた更新していただけると嬉しいです。完結までついていかせてください。 (2023年2月10日 12時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
なゆゆん - クロスオーバーってだけでも難しいのにどれもめちゃくちゃ面白いです！どんぐりつけ麺ってドラケンが言ったのめっちゃシュールすぎて笑えました！！ 更新すっごい楽しみーーー！！ (2023年1月29日 17時) (レス) @page34 id: 2f071b2218 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ふゆなさん» ありがとうございます！ (2022年12月8日 20時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2022年11月29日 22時
