. 東卍メンバーさんE組になりました ３

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｢怪我したら許さないから｣


小さな声で言うと、わしゃわしゃと頭を撫でてくる竜ちゃん。


竜胆｢心配すんなって｣


少ししてから離れると蘭ちゃんは、私の額、頬、首とキスを落としていく。


蘭｢死ぬ時は俺ら三人一緒だ｣


｢ふふっそうだねぇ｣


んんっと咳払いが聞こえたためそちらを見ると、皆がこちらを見ていて。


｢あぁ、ごめんね行こうか｣


赤羽｢相変わらずだね｣


｢まぁね｣


男たちが立っていた奥の階段まで走り、階段を登っていく。


次はコンサートホールだ。


中に入ると椅子が並んでいたため、地を這い蹲るように行くことになった。


するとホールに誰かが入ってきて。


ｶﾞｽﾄﾛ｢17.......いや18か？
呼吸も若い。
ほとんどが10代半ば。

驚いたな
動ける全員で乗り込んできたのか。｣


その瞬間ズギュッ！！！！と銃声が聞こえる。


照明の一つを撃ったようで。


ｶﾞｽﾄﾛ｢言っとくがこのホールは完全防音でこの銃は本物だ

お前ら全員撃ち殺すまで誰も助けに来ねぇって事だ｣


蘭｢くそおもしれぇじゃん｣


竜胆｢こんなおもしれぇこと黙ってんなよ、A｣


両隣から小声でそんな呑気な声が聞こえてくる。


ｶﾞｽﾄﾛ｢お前ら人殺しの準備なんてしてねーだろ！！！
おとなしく降伏してボスに頭下げとけや！！！｣


その瞬間、バァン！！！と先程とは違う銃声が聞こえた。


銃を持った二人のどちらかだろう。


蘭｢ねーぇもう出ていい？｣


｢ダメに決まってるでしょ......！｣


蘭｢俺ら隠れるたまじゃねぇ〜んだけど｣


ｶﾞｽﾄﾛ｢......中坊の中に違うやつ紛れ込んでるなぁ

こっちが貰った情報とは違う年齢だ
防衛省の奴にしては若すぎる

誰が居るんだぁ？｣


私は蘭ちゃんと竜ちゃんの服を掴む。


今にも立ち上がりそうな二人を止めて。


ｶﾞｽﾄﾛ｢3人並んでるところのうち2人。
真ん中のヤツ守るようにいるなぁ？｣


二人は私を見てくるが静かに横に首を振るだけ。


実弾の入った拳銃を持った相手だ。


行かせるわけが無い。


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