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蘭「A〜警棒取りに行っていい?」


VIPフロアに着いて皆緊張感を持っているというのに蘭ちゃん達は普通だった。


まぁここの客だしそりゃそうか。


「私持ってるからそれ貸すよ」


蘭「ラッキー」


縮めてある警棒を渡す。


竜胆「ターゲットは誰かわかってんのか?」


「私を殴った人」


蘭「ふはっお前しょっちゅう殴られてんじゃん〜」


「学校でだよ」


腕が痛むな、と思えば所々血が滲んでいた。


終わったら取替えないと。


烏間せんせーが少し回復し、タコもいることから私は一番後ろにいる。


寺坂や木村が何かをしようとしていて。


「多分相手、私と渚を殺したいぐらい憎んでると思うよ」


竜胆「お前ら何したわけ?
殺したいぐらい憎まれることそんなねぇーぞ」


「あれ、言わなかったっけ

ダチ殴られたからガチで蹴り返したって」


蘭「あ〜聞いたような聞いていないような?」


「だろうね.....」


少し呆れながらいると、バチバチバチッ!!!と電気の音がする。


そちらを見ると寺坂や吉田かスタンガンを使っていて。


寺坂「タコに電気を試そうと思って買っといたのよ

こんな形でお披露目とは思わなかったがよ」


片岡「買っといた......って高かったでしょ、それ」


寺坂「ん....最近ちょっと臨時収入あったもんでよ」


「蘭、竜胆、今からでも部屋に戻らない?」


蘭「あ?戻んね〜よ」


「チッ」


竜胆「今更人殺しで怖気付くわけがねーよ」


「それはそうだろうけどさぁ〜」


私がグチグチと言っていると、蘭ちゃんが肩を組んで来て組んだ腕の手で無理矢理顔を向けさせた。


「イッ?!」


あと数センチで唇が当たってしまう距離に蘭ちゃんの顔があって、角度が違えば当たっているように見えるだろう。


蘭「A、」


「は、はひ」


蘭「俺らが怪我するとでも思ってんの?」


思ってない、


思っていないけど無関係な二人を巻き込みたくない、ただそれだけ。


多分そんな気持ちはわかってくれない。


二人は興味が少しでもあれば無理でも着いてくるのだから。


蘭ちゃんは私の顎から手を離し、前からぎゅうっと抱きしめた。


竜ちゃんが後ろから抱きしめてきて。


すっぽりと二人の間に隠れてしまう。


蘭「お前を一人にしねぇって決めてるし、お前が危ねぇ事すんなら俺らも行く。

だったら守れるじゃん?」


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美海(プロフ) - ayakaさん» そう言ってもらえて嬉しいです🥺更新楽しみに待っていてください☺︎ (2021年11月15日 7時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 蓮さん» 笑い要素も必要かな〜って👍 (2021年11月15日 7時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
ayaka(プロフ) - もうほんとこの作品大好きすぎる😍😍いつも楽しみにしてます! (2021年11月15日 0時) (レス) @page13 id: b36e270980 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - お兄さんが心配でならない人!!私かい、!!が好きすぎるwww (2021年11月14日 11時) (レス) @page8 id: 6d37bdf342 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 優さん» わぁ、それはすみません笑更新楽しみに待っていてください☺︎ (2021年11月11日 7時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2021年11月7日 13時

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