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バイクに乗っていつもの海に行く。
車の間を通り抜けて首都高を走る。
いつものリズムでバイクの排気音を響かせる。
首都高を降りて直ぐにつく海。
駐輪場にバイクを止めると、海水浴客が多く見受けられる。
夕方だが暑いな、と思っていると端の方にポツンと座っている一虎を見つけた。
｢一虎、｣
羽宮｢！A｣
リーゼントではなくなってはいるが、変わらない虎の刺青。
｢久しぶり〜｣
羽宮｢久しぶり｣
一虎は少し気まづそうに顔を逸らした。
｢リーゼントより今の髪の方が似合ってるじゃ〜ん｣
一虎の毛先を少し触る。
自分で染めたのだろうか。
｢うん、こっちがいい｣
羽宮｢Aも大人びたな｣
｢ま〜髪の毛伸びたし一虎達といた頃は染めてなかったからね〜｣
自分の毛先を触ってから砂浜に腰をかける。
一虎も隣に座ってきて。
｢で？｣
私は一虎を見て本題に入るように促した。
羽宮｢Aは.......東卍にまだいるんだよな｣
｢まぁ副総長してるけど、｣
羽宮｢だよな、｣
｢東卍戻ってくる？｣
羽宮｢はは、有り得ねぇ.....｣
一虎の様子が可笑しかったのには気づいていた。
羽宮｢なんで今更マイキーの下につかなきゃ行けない、
俺が年少に入ったのもマイキーのせいだって言うのに、｣
なるほど、と直ぐに理解をした。
マイキーの誕生日の為に盗もうとしたバイク。
そのバイクを置いていたのはマイキーのお兄さんの真一郎くんの店で、
その真一郎くんを殺してしまった。
そうさせたのはマイキーのせいだ、か。
｢マイキーのこと嫌い？｣
羽宮｢俺はマイキーを殺す｣
｢そっか〜
人ってさ正しいこともすれば間違いもする。
やって見なきゃ分からないことだってある。
でもね、これは絶対に間違いだって言えることだって多くあるんだよ｣
羽宮｢Aには分からないだろ、
人を殺そうとしたこともねぇのに｣
｢そうだね、
人は殺そうとしたことないかもしれない｣
担任のタコなら
毎日殺そうとはしているが。
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美海(プロフ) - ayakaさん» そう言ってもらえて嬉しいです🥺更新楽しみに待っていてください☺︎ (2021年11月15日 7時) (
レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 蓮さん» 笑い要素も必要かな〜って👍 (2021年11月15日 7時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
ayaka(プロフ) - もうほんとこの作品大好きすぎる😍😍いつも楽しみにしてます！ (2021年11月15日 0時) (レス) @page13 id: b36e270980 (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - お兄さんが心配でならない人！！私かい、！！が好きすぎるwww (2021年11月14日 11時) (レス) @page8 id: 6d37bdf342 (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 優さん» わぁ、それはすみません笑更新楽しみに待っていてください☺︎ (2021年11月11日 7時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海
| 作成日時：2021年11月7日 13時
