. 東卍メンバーさんE組になりました ３

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｢それじゃ、安静にね｣


帰ろうかと立ち上がり、カバンを持つ。


ﾄﾞﾗｹﾝ｢お前もな｣


｢はは、わかってるよ

エマまた連絡よろしく〜｣


ｴﾏ｢うん、わかった〜｣


私は欠伸をして携帯を見る。


竜胆からメールが入っていて。


ﾏｲｷｰ｢バイク？｣


｢うん、バイクだよ｣


ﾏｲｷｰ｢転けんじゃねーぞ｣


｢大丈夫だって

それじゃまたね〜｣


笑いながら病室から出る。


ドアを閉めて直ぐに竜胆からのメールを見る。


いつ帰ってくるのか、と言う連絡だったため今から帰ると返信する。


送信してから少しすると、非通知で電話がかかってきた。


駆け足で病院の外に出て、駐輪場に止めているバイクの傍で電話に出た。


｢もしもし｣


羽宮『......Aか』


｢......一虎？｣


羽宮『久しぶり

........会って話したい
いつ空いてる？』


｢基本的にはいつでも空いてるよ

渋谷じゃ会いにくいから他でもいい？｣


羽宮一虎。


マイキーのお兄さんを殺してしまって少年院に入っていた、東卍の初代メンバーだ。


めちゃくちゃ仲が良かった、というわけではないが、仲間として親しかった。


羽宮『.....明日の夕方あの海で待ってる』


｢ん、わかった｣


それじゃあね、と電話を切る。


私自身、マイキーのお兄さんを慕っていたため、ショックが大きかった。


蘭と竜胆がまだ年少にいる時に会っていたから余計にだ。


圭介とは文通をしていたようだが、他のメンバーとは疎遠だろう。


だから何故私を呼び出すのかは分からない。


と言うか年少から出ていたことすら知らなかった。


もうすぐだろうとは思ってはいたが、ここ数ヶ月学校の事が濃すぎて気にすることができなかった。


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