. 前世は鬼殺隊、その記憶ございます。２

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｢え？そうなの？｣


杏ちゃんの家のソファーでスマホを触っている杏ちゃんが今日宇髄さん達が来ることを言った。


｢じゃあ帰ろかなぁ〜｣


煉獄｢宇髄達にはもうAがいること伝えているぞ！｣


｢えぇ、確実私が晩御飯作らないといけないやつじゃん｣


私は髪を括り立ち上がる。


｢杏ちゃんの冷蔵庫の中何も入ってないでしょ｣


煉獄｢宇髄と冨岡が買い物に行っている！｣


｢うっわぁ、あんまり見ない二人じゃん〜｣


しかも絶対選ぶのめんどくさいとかで鍋にしてそう。


いや絶対そう。


雛鶴さん達来たらいいのに。


来てくれたらめちゃくちゃ楽だけど話を聞く限り今は嫁じゃないし！！！


いや一夫多妻制は無理だけど！！


｢はぁ......仕方ないなぁ｣


取り敢えず作れるものは作っておこう。


キッチンに行き冷蔵庫を開ける。


副菜は作れるかな。


私はそう思いながら野菜を出す。


するとピンポーンとインターホンが鳴って。


煉獄｢む！来たようだ！｣


杏ちゃんはパタパタと玄関に行った。


すると派手にうるさい声が聞こえてくる。


宇髄｢よォ！A！｣


｢うるさいよ、宇髄さん｣


私は杏ちゃんのエプロンを付けて買ってきた材料を見る。


冨岡｢鍋だ｣


｢だと思ったぁぁあ！！
決めるのめんどくさいからって何でもかんでも鍋にしないでよね｣


私は袋から野菜を取り出す。


いきなりお酒を飲み始めた三人をみて笑みを零した。


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