. 前世は鬼殺隊、その記憶ございます。２

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目が覚めると白い天井とリズム良く刻む機械の音。


ゆっくりと起き上がると杏ちゃんが目に入って。


｢杏、ちゃん？｣


仕事をしていたのかパソコンから此方に目を向けた。


すると立ち上がってすぐにこちらに来て。


煉獄｢すまない！！！｣


そして頭を下げた。


｢......それは何に対しての謝罪？
黙って女の人と出かけたこと？

私に隠したこと？｣


煉獄｢どちらもだ。

あの人は大学の友人でただ飲みに行っただけで。｣


｢宇髄さんから聞いた、付き合ってたんだってねその人と。｣


責めるつもりも何もないが嫌味しか出てこない。


煉獄｢たまたま出会って飲みに行こうとなっただけだ、連絡をしなかったのは悪い！｣


｢今度からは連絡ちゃんとしてくれる？
それだったら私も怒らないし。

今回私が怒っているのは連絡を寄越さなかったこと。
別に友達と遊びに行くなとか言わないし、女の人とも遊びに行ってもいい。
けど二人では行かないでほしい。｣


煉獄｢もちろんだ、｣


私は溜息を着いて杏ちゃんを見る。


｢次したら杏ちゃんのご飯に激辛ソースぶちまけるから｣


ニッコリと笑うと杏ちゃんは頷いて。


ま、私も杏ちゃん怒らしたことあるしお互い様かな。


あ、でも皆に謝らないと。


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