. ヒーロー嫌いな武装探偵社員 ２

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勝己達と手合わせをしていると皆が集まり始めて最後には先生までもがやってきた。


麗日｢なぁ、Aちゃん
Aちゃん本気出したらどれぐらい強いん？｣


｢どれぐらい、って言われてもなぁ
異能力相手ならいつも本気だけど分からないよね｣


私は肩を回しながら言う。


切島｢そっれで.....本気じゃないのかよ....｣


息が上がっている四人。


勝己は悔しさからか此方を睨んでいる。


｢まぁ取り敢えず此処の皆を一斉に相手しても本気じゃない自信はあるよ。
まぁ先生も入られたら困るけど｣


私はやってみる？とニッコリと笑う。


皆体操服は着ているし特訓をするために来たのは分かる。


私は動きやすさから仕事着だ。


先生には許可を得ているし何も言われない。


皆私の笑顔にイラッと来たのか一斉に飛びかかってきて。


異能力使うほどでもないか、


そう思いながら皆の不意を着いていく。


最後は、出久。


オールマイトの力試させて貰おうじゃないの。


私は出久の拳を真正面から受ける。


だが出久は怪我をすることを恐れてか途中で個性を解いてしまって。


私は最後に出久の腹に拳を入れて終えた。


｢ほらね？
と言うか出久、個性で殴るなら殴らないと。
躊躇してどうすんの。｣


出久を見るとあはは、と笑っていて。


飯田｢体術だけで回避、流石武装探偵社員だ！｣


｢これはマフィアのチビに教えて貰った体術よ。
個性ばかりに頼っていないで貴方達も体術を磨いた方がいいわね。
もし相手の敵が無効化の個性ならどうする？
個性を使用できない貴方達、周りには市民がいる。
体術で戦うしかないでしょ？｣


この中でなら轟くんが一番体術は使えているだろう。


流石エンデヴァーの子。


何か裏がありそうだけど、私には関係ない。


｢高校生活の三年間、
私から必死になって体術の基礎を奪い取る事ね。
雄英高校にいる先生の誰よりも得意だとは思うから。
切島くんとか、強化系の個性の子は他より倍に体術をしていた方が個性と共に伸びるはずよ｣


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