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職員室に向かっていると途中で何人かの先生とすれ違って。


五限目が始まるのが近いからか、生徒は一人も出ていなかった。


職員室の前で私はドアをノックし、中に入ると授業のない先生達が此方を見て。


相澤「徳田、五限目始まるぞ」


「探偵社の方でヨコハマに帰らねばならないかもしれないのでその事を伝えに。
あと調べたいことがあるので五限目は欠席します。
何処か机をお借りしても?」


相澤「ならソファーに座って調べろ」


相澤先生が指を指した所は来客が来た時に使う所で。


私はそこに腰を掛け、鞄からパソコンを取り出して開いた。


ミッドナイト「何を調べるの?」


「面倒な事が起きるかもしれないと言われたので根源を調べるんですよ」


私は電源を付けてマフィアで学んだハッキングで裏社会の事を調べて行く。


流石にマフィアのコンピュータをハッキングすることは出来ないので、マフィアに送られたメールなどを見ていく。


「あった、」


海外からのマフィアへの依頼。


相澤「70億?」


様子を見に来た相澤先生が後ろから覗き込んでいた。


「まぁ.....」


私は内容を見ていると“虎の異能力を持った子”に70億が着いていることが分かった。


「成程、ね」


痕跡が残らないようにデータを抜き取る。


探偵社の社員となった虎の子を狙う。


そりゃあ面倒だ。


そしてマフィアに依頼をしたこの海外の組合ってとこ、


もしマフィアが失敗すればヨコハマに乗り込んでくる勢いだろう。


そうでなければ虎の異能力に70億ものの値段をつけたりはしない。


「相澤先生、さっき見た事は内密に」


私はパソコンを閉じ、スマホを取り出した。


相澤「それは良いが何が起きようとしてるんだ?」


「“異能力戦争”、かもしれませんね」



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カロ(プロフ) - なるほど!すみません理解不足でした。ご説明ありがとうございます! (2019年12月16日 22時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - カロさん» 説明不足でしたね、すみません。ソファーの所に生徒が居ないだけであって、同じ空間には居る、という表現で書かせて頂きました。コメントありがとうございます! (2019年12月16日 21時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
カロ(プロフ) - な、なぜみんな追い出したのに瀬呂がいるんですか? (2019年12月16日 21時) (レス) id: d6860b933c (このIDを非表示/違反報告)
@草 - ノアさん» 笑 まぁどっちにしろ書いてくださるらしいので気長に待とう (2019年12月13日 18時) (レス) id: 9ed73e661c (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - ノアさん» もしご希望のお話じゃなくとも、いつかは書くつもりでいるのでご心配なく! (2019年12月13日 15時) (レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2019年11月29日 7時

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