２. 公安警察のハッカーは暗殺教室出身らしい

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. Another Story . 中学生編 ３


休憩に入り、及川さんと岩泉さんは此方に。


及川｢Aちゃん、まだバレーできる？｣


｢出来ますよ〜
鈍ってないんで｣


仕事でたまにトレーニングしてるしね。


と思いながら肩を回す。


及川｢俺のサーブ取ってよ。｣


｢じゃあそのあと私のサーブ取ってくださいね

カルマ、ちょっと行ってくる｣


赤羽｢怪我しないでよ〜｣


｢分かってる〜｣


落ちているボールを手に取り、及川さんに投げる。


椚ヶ丘の久々のコート。


動きやすい服できていてよかった。


私達がコートに入ったからか、少し静まって。


及川｢本気で行くよ？｣


｢手抜いたら怒りますからね｣


娘｢ちょ、お母さん大丈夫なの？！｣


｢まぁ見てなって｣


娘の前でもあまりバレーをしたことがない。


及川さんは息を吐いてゆっくりと後ろに下がる。


｢さっこーい！！｣


ニッと笑うと及川さんはボールを上げて。


高校時代よりも格段に性能が上がったサーブ。


それでも私には、


｢スローに見えますよ｣


及川さんのサーブのくせ、覚えている。


私は迫ってくるボールの目の前に立ち、軽々と上にあげる。


セッターの場所にボールは落ちて。


さっきのアタックの流れ玉の時と言い、今と言い、


久々に下から内出血あるかも。


なんて思いながら落ちたボールを拾う。


外国人選手でも何度か取れなかったサーブ。


それを私が簡単に上げてしまったため、驚きの声が上がった。


｢さぁ、及川さん。次私ですよ。｣


ニッコリと笑いかけると及川さんは冷や汗をかきながらあぁ、と頷いて。


久々のサーブ。


相手は元日本代表。


手、抜かなくていいよね？


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