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. Another Story . 中学生編 2
赤羽「うっわ、久しぶり」
歩いて中学に向かうとカルマはそう声に出していて。
息子くんは此処に通うんだ!!と改めて意気込んでいる。
警備員の人に事情を話し、中に入れてもらう。
朝から練習があるようで、もう及川さん達は来ているとか。
私達は邪魔にならないようにお昼を食べてから中学に。
娘ちゃんは私が及川さん達と知り合いって知らないんだろうな。
なんて思いながら体育館の前で靴を履き替える。
赤羽「及川さん達には連絡してるの?」
「いや?してないよ。
だって別にいいじゃない?」
体育館のドアから顔を覗かせると保護者がドアのすぐ側で集まっていて。
友母「あ、久しぶり〜」
たまにお世話になる娘ちゃんのお友達のお母さん。
「久しぶり〜」
お母さん達結構来てるな、と思いながら傍に行くとアタックの流れ玉がこちらに飛んできて。
及川「!危ない!」
私はサッと前に行き、レシーブをする。
トンッと上にあがり私の手元に落ちてくる。
岩泉「怪我はないか?!」
「此方には気を使って練習教えてくださいよ、
及川さん、岩泉さん」
及川「え、えぇ?!Aちゃん?!
それにカルマくんも?!
なんで?!」
岩泉「お前ら久しぶりだな!」
二人とも驚いていて。
周りも知り合いとは思ってなかったのか周りは動揺していて。
娘「お母さん、及川さん達と知り合いなの?」
「高校の時の先輩だよ。」
及川「なんか似ていると思ってたけどやっぱりAちゃん達の子供?!
てかそっちの子二人目?!」
岩泉さんは息子くんと遊んでくれていて。
及川「まって、及川さん頭追いつかない!!」
赤羽「相変わらずっすね〜、
て言うか練習再開した方がいいんじゃないんですか?
待ってますよ、みんな。」
コートではまだァ?と目を細めている中学生たちが。
私は及川さんと岩泉さんの背中を押す。
「よろしくお願いしますね、二人とも」
私はニッコリと笑い、二人を見送る。
先輩が娘の部活を教えている。
この光景は思ってもいなくて。
保護者の人達には驚かれはしたが、バレーをしていたと知っていたため、どこか納得していた。
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チョコパフェ(プロフ) - 最高です!前の方なんですけど、夢の中に殺せんせーが出てきた場面で泣きました( ;∀;)本当に良い作品をありがとうございます。新作の方も読みますね〜! (2020年4月23日 11時) (レス) id: dfbb799ac9 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん - とってもとっても面白かったです!!! (2020年4月12日 21時) (レス) id: 349227220e (このIDを非表示/違反報告)
さぼてん(プロフ) - すごく面白かったです!特にafterstory?があって良かったです! (2020年4月10日 10時) (レス) id: 0587dcac60 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - 面白かったです!!また、暗殺教室系がいいです! (2020年3月23日 20時) (レス) id: 8704b5e388 (このIDを非表示/違反報告)
れーさま - 面白かったです。暗殺教室の夢主生徒の公安クロスオーバーが読みたいです。 (2019年12月7日 21時) (レス) id: bf11fdbb8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美海 | 作成日時:2019年11月6日 22時