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風見「赤羽さん、テレビ局が取材を、と。」


「警察の広報部を通せって伝えてください。」


広報部が居るのだから其方に話を聞けばいいものを。


今回のことは世界的な事件だから公安の事でも話は行っていると言うのに。


降谷「忙しいところ悪いが赤羽、ちょっといいか」


「降谷さん、来てらっしゃったんですね。
どうしました?」


私は手を止め、斜め後ろに立つ降谷さんを見る。


足元にはコナンくんと灰原哀ちゃんが居て。


降谷「二人の解毒薬の事なんだが」


「その事でしたら研究職に着いている知り合いに調合してもらっています。
成分などは此方の紙に。
多分もうすぐ出来ると思いますよ」


降谷さんに紙を渡し、二人を見る。


「コナンくんも哀ちゃんも、もうすぐだからね」


私はニッコリと笑ってから降谷さんを見る。


降谷「知り合いの研究職に着いているやつは信用できるのか」


「信用してもらって大丈夫ですよ。
“私達”の中で一番理系が得意な子ですから」


愛美ちゃんは何処の誰よりも信用ができる研究員だろう。


「あぁ、そうだ。
降谷さん午後からベルモットの取り調べ何ですけど出ません?」


降谷「ベルモットの?
何故俺が」


「私ジンの方に行くんですよ。
別にジンの方が良ければ私ベルモットの方に行きますけど」


降谷「いや、ベルモットでいい。」


でしょうね。


そう話していると机に置いていたスマホがバイブして。


愛美ちゃんからだ。


「もしもし、愛美ちゃん?」


奥田『Aちゃんですか?』


「そうだよ〜
解毒薬の方はどう?」


奥田『もう少しって感じです。
モルモットに試しては居ますが成功する確率がまだ低いので。』


「そっか。頼んじやってごめんね」


奥田『いえ!新しい研究は嬉しいので!
それよりAちゃん、少しお聞きしたいことがあるのですが』


「聞いたいこと?」


何か伝え忘れあったっけ。と首を傾げる。


奥田『体が小さくなってしまったと言う薬の成分は全て毒ですよね?』


「そうだと思うよ」


奥田『変異して体が縮んでしまったというのでしょうか』


あぁそんなこと。


「薬を作った張本人が今目の前に居るからかわるわ。
哀ちゃん、解毒薬を作ってる子から質問だって」


私はスマホを渡す。


コナン「研究員の人?」


「そ。
確率的にはまだ低いらしいよ。」


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チョコパフェ(プロフ) - 最高です!前の方なんですけど、夢の中に殺せんせーが出てきた場面で泣きました( ;∀;)本当に良い作品をありがとうございます。新作の方も読みますね〜! (2020年4月23日 11時) (レス) id: dfbb799ac9 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん - とってもとっても面白かったです!!! (2020年4月12日 21時) (レス) id: 349227220e (このIDを非表示/違反報告)
さぼてん(プロフ) - すごく面白かったです!特にafterstory?があって良かったです! (2020年4月10日 10時) (レス) id: 0587dcac60 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - 面白かったです!!また、暗殺教室系がいいです! (2020年3月23日 20時) (レス) id: 8704b5e388 (このIDを非表示/違反報告)
れーさま - 面白かったです。暗殺教室の夢主生徒の公安クロスオーバーが読みたいです。 (2019年12月7日 21時) (レス) id: bf11fdbb8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2019年11月6日 22時

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