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愛美ちゃんの電話が終わると直ぐに違うところからかかってくる。
「げ。」
降谷さんはコナンくん達にこれからの説明を始めた。
私は渋々画面をタップして耳にスマホを当てる。
「もしもし.....」
浅野『大変だったようだな、徳田。
いや赤羽と呼んだ方がいいか?』
「相変わらず憎ったらしい声ね。
何のよう?」
浅野『心配して電話を掛けているんだろ、』
「あんたが心配だけで電話を掛けてくるはずがない。
何を企んでるか聞いてんのよ。」
浅野『やはりお見通しか』
「当たり前でしょ。」
てかなんで此奴が私の電話番号を知ってんの?
いや中学卒業した時に教えたな。
浅野『お前今公安だろ?』
「その情報は何処で?」
浅野『お前の旦那。』
「あの馬鹿.....」
浅野『そこで折り入って頼みがある。』
頼み?浅野が?
浅野『俺の所の上司、お前らが捕まえたという組織と繋がっていたぞ
今すぐ捕まえてくれると助かるんだがな。
薬もやってるみたいだし』
浅野の所と言えば確かIT企業よね?
「ちょっと待って」
私はパソコンを動かし、直ぐに思い当たる節を調べる。
「組織と繋がっているって分かったのはなんで?」
浅野『今も自慢するように大声で言ってるからな。
俺は組織と繋がっていても公安の野郎には見つかっていないと』
待って、そんな馬鹿ホントに居るの?
「そっちに捜査官向かわせる。」
私は近くに居た人に声をかけ、社名と部所名を伝える。
簡単に事情を話し二人ほどで向かってもらった。
「協力感謝するわ。
でもこれからは個人の電話じゃなくて警察の方にかけてくれるのが有難いんだけど?」
浅野『そう怒るな』
「怒るに決まってるでしょ。
それじゃあね」
私は電話を切り、机に置く。
降谷「何があった」
「知り合いの会社に組織と関わりがある人がいたと。
今捜査官を向かわせました。」
コナンくん達に説明を終えた降谷さんが聞いてくる。
降谷「お前はどれだけの知り合いがいるんだよ.....
今度は何処だ?」
「IT企業に勤めてる我らが生徒会長様ですよ。
ほんっと彼奴だけは好くことは出来ないな.....」
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チョコパフェ(プロフ) - 最高です!前の方なんですけど、夢の中に殺せんせーが出てきた場面で泣きました( ;∀;)本当に良い作品をありがとうございます。新作の方も読みますね〜! (2020年4月23日 11時) (レス) id: dfbb799ac9 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん - とってもとっても面白かったです!!! (2020年4月12日 21時) (レス) id: 349227220e (このIDを非表示/違反報告)
さぼてん(プロフ) - すごく面白かったです!特にafterstory?があって良かったです! (2020年4月10日 10時) (レス) id: 0587dcac60 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - 面白かったです!!また、暗殺教室系がいいです! (2020年3月23日 20時) (レス) id: 8704b5e388 (このIDを非表示/違反報告)
れーさま - 面白かったです。暗殺教室の夢主生徒の公安クロスオーバーが読みたいです。 (2019年12月7日 21時) (レス) id: bf11fdbb8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美海 | 作成日時:2019年11月6日 22時