私は彼氏の職業を知らない。【中原中也】

知らない。10 ページ11

昨日のは何だったのだろうか。



目が覚めたと思えば、昨日の服のままソファーで寝ていた。



敦くんと、芥川。



二人は知り合いなのだろうか。



私は首を触る。



いつも付けていたネックレス。


切れた時、悲しくなった。



チェーンにお揃いの指輪がついていて、中也が1年目の時にくれたもの。



私は重たい足を動かして、お風呂に入る。



｢探さないと。｣


あと、敦くんにお礼も言いに行こう。



お菓子もついでに持って行って。



そう思いながらお風呂に入って、あがる。



中也には言わない。


心配かけたくないし、失くしたなんて言いたくないから。



私は服に着替えて、朝ごはんも食べずに昨日の裏路地に行く。



もう周りは明るく、学生が登校している。



今日は大学がないから気にせず探せる。


昨日、襲われたところを見ても何もなくて。



｢ない.....。｣



溝や花壇、



色々見てもない。


｢なんで.....。


芥川が持っていった？
それか敦くん.....。｣


私は敦くんだと願いながら探偵社に向かった。


ケーキ屋さんでケーキを探偵社の人数分買い、足を進める。



芥川龍之介.....か。


初めて見たけど、目に光がなかった。



✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄



過去最高 2位！！

ありがとうございます！


とても嬉しいです。


誤字脱字や、知識の足りないところが多いと思いますが、よろしくお願いします！！

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