２ ページ2
.
昔から人々は“ヒーロー”と言う存在に憧れる。
幼馴染もそうだし、私もその一人だった。
父がヒーローだったため、身近に感じていたヒーローだがそれは一瞬にして崩れ去った。
父に恨みを持ったヴィランがまだ父が帰宅をしていなかった自宅に押し寄せてきた。
母は私を押し入れに隠し、立ち向かったが個性に恵まれていなかった母は苦戦。
私は押し入れの隙間から見るしかなかった。
父が帰ってきてヴィランも倒されたかと思ったら母も父も呆気なく殺されてしまったのだ。
ヴィランは私が居ることをすっかり忘れ、何事も無かったかのように出て行った。
近所の人が騒ぎを聞きつけてヒーローが来た時には、父と母はもう息絶えていたのだ。
その時に助けてくれたヒーローの話によると、私はただ呆然と血の海に座り込んでいたらしい。
私は父方の祖父母に育てられ、中学までやってきたが中学三年の時に歳だった二人も亡くなった。
そんな時に出会ったのが母の御兄さん、
私からすれば叔父に当たる存在の人。
その人は一文無しだった私を中学卒業までのお金を払い、引き取ると言ってくれたのだ。
魔の都市で探偵業をしていると聞いていたため、中学生乍にして私はその会社へと入社。
高校に上がることも無く、私はヨコハマで叔父の手伝いに回った。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 390人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美海(プロフ) - よりゆい。さん» 教えていただきありがとうございます.....！！ (2019年9月10日 16時) (
レス) id: 8493b8cb9c (このIDを非表示/違反報告)
よりゆい。(プロフ) - コメ失礼します...！あの、27話の太宰さん、芥川って言ってたと思うんですけど、多分太宰さんは芥川くんと呼ぶと思います...あと、28話の安吾も太宰さんのことを太宰くんと呼ぶはずです...指摘失礼しました。更新楽しみにしています...！ (2019年9月9日 23時) (レス) id: 58eba1b546 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美海
| 作成日時：2019年9月7日 7時
