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「…そうだけど、」
玉「もう、高野くんは居ないんだよ。
Aがずっと高野くんのことを思っててもそれは自由だから良いと思う。
けど、楽しんじゃいけないとか、
忘れちゃいけないとか、
そんな事背負って生きてくの？」
「…だって」
玉「今のAを見て、高野くんはどう思うと思う？」
「…」
玉「もうちょっと前見ようよ。」
「…」
玉「俺なら好きな子には前見ててほしいし、
好きな子には幸せになってもらいたい。
自分が幸せにできないなら尚更」
「わかんない」
玉「何が分からない？」
「考えるのも億劫で、
今、幸せとかわからないし、
だからって自分が不幸だとか。」
玉「じゃあ、楽しい？」
「…」
玉「苦しい？」
「…うん」
玉「分かってるじゃん。
今苦しいって思ってる人は幸せではないと思う」
「……」
玉「昼間見せてくれた笑顔が見たい。
俺はAに幸せになって欲しいから。。
…幸せになって欲しいからあの時別れたんだよ
俺よりも幸せにしてくれると思ったからAの事、手放したんだけど
幸せにしてもらってた？」
「うん」
玉「じゃああの時の決断は間違いじゃないよね」
「うん」
玉「だったらこれから先は、幸せになる努力してほしい。」
「うん…」
玉「Aの笑った顔、この世で一番可愛いんだから勿体ないよ」
くしゃっと笑うから
ニコッと返せば
玉「んーもっともっと可愛いんだけど、
でもゆっくりで大丈夫だから」
この一年、笑うことも、
覇気のある生活もしてなかったことに気付かされた。
毎日ウジウジしてたのは確かで、
喜ぶことも楽しむことも、怒ることもしないで、
喜怒哀楽の哀しかなかったかもしれない。
玉「どうする？布団敷く？」
「うん」
玉「めんどくさいから一緒に寝ない？」
「じゃあなんで聞いたの？」
玉「一応？
もともと一緒に寝るつもりだったけどね」
流石にお風呂に一緒に入るのは拒否したけど、
順番にゆっくり浸かって
同じベッドに入れば、
まるで親が子を守るような体制で、
私を後ろからギュッと抱きしめた
玉「(すきだよ)」
意識が朦朧とする中で微かに聞こえた声
その声と温もりが深い眠りに導いてくれて、
朝までぐっすり寝ることができた
「…おはよ」
玉「おはよ」
「…起きてたの？」
玉「寝顔が辛そうで、見てて辛かったわ」
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ちー(プロフ) - 3人が幸せに暮らせますように！ (2020年6月27日 21時) (
レス) id: bb7f2490f7 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 私も３人が幸せになる事を祈ってます (2020年6月18日 1時) (レス) id: 11cc79bb34 (このIDを非表示/違反報告)
はと(プロフ) - もう、エンディングは決まっているかもしれませんが、２人がいや、赤ちゃんを入れて３人が幸せになったお話しが読みたいです。 (2020年6月17日 23時) (レス) id: bf18adaee4 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 2人が幸せになれますように (2020年6月12日 0時) (レス) id: 11cc79bb34 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - 半年後で妊娠7週目は少し、遅いかもしれません。細かくてすみません。 (2020年6月9日 21時) (レス) id: 8620bd5173 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃまん
| 作成日時：2020年1月13日 5時
