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玉「お腹空いてたからめちゃ嬉しい」



「カフェラテ冷めちゃったかも」



玉「気にしない」





駐車場でホットドック頬張って





玉「うま」


「良かった」


玉「今日楽しかった?」



「…うん」



玉「本当に?」




「本当だよ」




玉「また行こうね」



「…」


今日は1日本当に本当に楽しかった。
楽しすぎて…

本当は雄太に申し訳ない気持ちにもなった。

私ばかり楽しんでしまって…

忘れたんじゃない、
けど、今日一日忘れてた時間もあったのは確かで、

私は最低な人間で、



「…帰ろう」




玉「疲れた?」



「…うん」





夢の魔法は解けた。





無言の車内には裕ちゃんが好きなアーティストの曲が流れてて、



久々の人混みと沢山歩いたから
気づかないうちに体もヘトヘトだったみたいで







玉「A」





ついたよ、ってゆすり起こされたのは
私の家じゃなくて、裕ちゃんのマンションだった。





玉「嫌だった?」



「…嫌とかじゃないけど」






玉「疲れたからお風呂入りたい。」





そのまま、地下の駐車場からエレベーターに乗って
裕ちゃんの部屋


玉「疲れたでしょ。
適当に座ってて」




そう言って裕ちゃんはお風呂の準備したり、
身の回りの片付けしてて




玉「喉乾いたでしょ。
何がいい?」







冷蔵庫の中を見てる裕ちゃんに



「温かいのでもいい?」





 


玉「緑茶と、コーヒーと紅茶と、
時間かかるけどカフェラテもできるよ

あ、ほうじ茶もあるわ」




「ほうじ茶ください」




マグカップに入ったほうじ茶はすごくいい香りがして


ホッとする



玉「映画でもみる?」



「うん」


玉「何系がいい?」


っていろいろ選ばせてくれるけど、
誰にも興味が持てなくて


玉「これ見てみない?
俺も見た事ないんだけど」



って選んだのはコメディ映画。





玉「A、、

忘れろとか、
前に進めとか

そう言うんじゃなくて、
もう少しだけ前見ない?」




「…」



玉「このままじゃ俺、心配で心配でおかしくなりそう」





「ごめん」



玉「謝らなくていいから。
ディズニーで遊んでる時は前見てたんじゃない?」



「…あの時は、」



玉「何?話してみて」




「正直忘れてた。
楽しくて、雄太のこと忘れちゃってたの。
ひどいでしょ?」




玉「それでいいと思うよ」



「良くない」




玉「逆だったらどう?
好きな子には毎日笑って、楽しんでほしいって思わない?」

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ちー(プロフ) - 3人が幸せに暮らせますように! (2020年6月27日 21時) (レス) id: bb7f2490f7 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 私も3人が幸せになる事を祈ってます (2020年6月18日 1時) (レス) id: 11cc79bb34 (このIDを非表示/違反報告)
はと(プロフ) - もう、エンディングは決まっているかもしれませんが、2人がいや、赤ちゃんを入れて3人が幸せになったお話しが読みたいです。 (2020年6月17日 23時) (レス) id: bf18adaee4 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 2人が幸せになれますように (2020年6月12日 0時) (レス) id: 11cc79bb34 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - 半年後で妊娠7週目は少し、遅いかもしれません。細かくてすみません。 (2020年6月9日 21時) (レス) id: 8620bd5173 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃまん | 作成日時:2020年1月13日 5時

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