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「ごめんね」
玉「何で謝るの？
謝らなくていいって」
結局この日は夜中何度も目が覚めて、
裕ちゃんの存在を確認してた。
目を瞑るのが怖い
人はいついなくなるかなんてわからない。
そう思ったら、
一時も離れたくなくて、
仕事に行かなきゃいけない裕ちゃんが家を出るのが本当に嫌で不安でたまらなかった。
「お願いだから気をつけて」
玉「分かった。
気をつけるね」
「着いたら連絡…して欲しい」
玉「分かった。
昼前には涼太が迎えにくるから。
俺も仕事終わったらAの家行くから」
「分かった」
玉「じゃあ、行ってくる。
そんな顔しないで。大丈夫だから」
私の事をキュッとハグして
部屋を出た裕ちゃん。
すぐに
玉》今、エレベーター乗った
ってメッセージが入った。
》はーい
玉》タクシー乗った。
運転手さん運転上手そう。
心配ないね
》ちゃんとシートベルトしてね
玉》大丈夫、装着済みだよ
本当行動行動を連絡してくれて、
スタジオに入るまでずっと連絡してくれてた。
そのうち、涼太くんが車で迎えにきてくれて、
部屋まで送ってくれた
車内では一切雄太の事触れてこないのが逆に違和感あるし、
気になるだろうから
私から話した。
裕ちゃんからはなんとなくしか聞いてなかったからか
絶句してたけど。
迷惑かけたから知りたいと思うし。
お葬式やらなんやらで、
会社には婚約者が急逝したと話して1週間有休を使わせてもらった。
もちろんその相手は雄太とは伝えてない。
私の休みはあと三日。
家で廃人と化した姿を見るにみかねて、
お母さんとお兄ちゃんが迎えに来て、実家に戻ってきた。
ご飯も喉を通らなければ、
寝ることもままならなくて、
母と精神科を受診。
睡眠導入剤を処方されたけど、
眠ることが出来なくて
診断書を提出して、会社にもいけない日々。
時間を見て裕ちゃんが外に連れ出してくれたり、
実家に会いにきてくれたり。
あっという間に四十九日の日が迫ってた。
雄太が亡くなってから今まで一人で行動ができなかったのに、
この日は一人で運転して雄太の実家に向かった。
健「…痩せたよね？」
「そうかな」
健「…大丈夫？」
「うん、
大丈夫だよ」
東くんにも雄太のご両親にも心配されてしまって、
逆に申し訳ない気持ちになった。
弱い自分が情けなくて
雄太の遺影の前で、
雄太の分も強く生きる
そう、約束した
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ちー(プロフ) - 3人が幸せに暮らせますように！ (2020年6月27日 21時) (
レス) id: bb7f2490f7 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 私も３人が幸せになる事を祈ってます (2020年6月18日 1時) (レス) id: 11cc79bb34 (このIDを非表示/違反報告)
はと(プロフ) - もう、エンディングは決まっているかもしれませんが、２人がいや、赤ちゃんを入れて３人が幸せになったお話しが読みたいです。 (2020年6月17日 23時) (レス) id: bf18adaee4 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 2人が幸せになれますように (2020年6月12日 0時) (レス) id: 11cc79bb34 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - 半年後で妊娠7週目は少し、遅いかもしれません。細かくてすみません。 (2020年6月9日 21時) (レス) id: 8620bd5173 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃまん
| 作成日時：2020年1月13日 5時
