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精神科に通院は月一になり、社会復帰もした。

あんなに飲むのが好きだったお酒も、
酔うのが怖くて飲めなくなった。


雄太が亡くなって再来月には1年。
いまだに夜寝る時に目を瞑るのが怖くて
夜中に何度も目を覚ます。


2連休には実家に帰るだけで
外に出ることがなくなった。



休みの日、
実家に帰ろうと支度をしてると
玄関で携帯が鳴った



「もしもし?」



玉「俺。今家?」


「うん」



玉「迎えにきた」


「迎え?」



玉「Aんちのマンションの下さ、
引っ越しのトラック止まってたから、先の公園のところに車止めているんだけど、出てこれる?」




「うん」



玉「急がなくて良いから。」






急ぐも何も鍵閉めて、、先の公園に歩けば見覚えのある高級車。



「あれ?」



運転席に誰もいない






どこ行ったかな?





あたりをキョロキョロ見渡すと、
私の姿に気づいた裕ちゃんが小走りで走ってきた



玉「早くない?
急がなくてよかったのに」


「電話もらった時ちょうど家出る時だったから」



玉「じゃ、乗って〜」




ってアイスカフェラテ受け取って、
車の助手席に乗り込んだ。






玉「久々だな〜」




裕ちゃんは楽しそうに車を運転していて、
私はぽーっと外を眺めてた。







玉「つまんない?」



「そんなことないよ」




車を走らせて、
都内のビル群から、どんどん開けてきた視界



玉「海と山どっちがいい?」



「海」






玉「じゃあ千葉方面だね〜」



って

そのうち、
大きなお城が見えて、



「あれって夢の国だよね?」




玉「行っちゃう?」



「ダメでしょ」



玉「行けるっしょ」




「ダメだって」




玉「行こう」






そういうと高速降りて、
案内標識に従って、
駐車場に。


開園後なのもあって、今から入場する車は数台。

駐車料金を助手席側から支払えば



玉「よし、まずは変装」




ショップでお揃いのサングラスと帽子を買って、
二人でつければ変装してるっぽく見られないし、


乗り物より、パーク内お散歩して、パレード見て



玉「懐かしいなー」


「ほんとだね。

もう10年以上前だよ」



裕ちゃんは
玉「チュロス食べる?」

って買うくせに1つ食べれなくて
チキンも、スーベニアカップ付きのプリンも。


「食べれないなら買わなきゃいいのに」




玉「今日空いてるよね?」



…都合悪いと人の話スルーするし


「そうだね」




玉「ビックサンダー乗ろうよ」

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ちー(プロフ) - 3人が幸せに暮らせますように! (2020年6月27日 21時) (レス) id: bb7f2490f7 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 私も3人が幸せになる事を祈ってます (2020年6月18日 1時) (レス) id: 11cc79bb34 (このIDを非表示/違反報告)
はと(プロフ) - もう、エンディングは決まっているかもしれませんが、2人がいや、赤ちゃんを入れて3人が幸せになったお話しが読みたいです。 (2020年6月17日 23時) (レス) id: bf18adaee4 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 2人が幸せになれますように (2020年6月12日 0時) (レス) id: 11cc79bb34 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - 半年後で妊娠7週目は少し、遅いかもしれません。細かくてすみません。 (2020年6月9日 21時) (レス) id: 8620bd5173 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃまん | 作成日時:2020年1月13日 5時

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