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ためてくれた湯船に浸かれば、 一気に疲れが出てきて体は鉛のように重い

温かいお湯に
ウトウト眠たくなる



玉「A?」


「…ん?」



玉「大丈夫?」



「うん」



玉「音がしないから
溺れてるかとおもった」







その後もドア越しでいろいろ話しかけてくれて、

「裕ちゃんの声とかー
喋り方かな?

好きだった」



玉「過去形なの?」



「過去形かなー
でも、不思議と今も落ち着くかも」



本当にその声にとってもリラックスできたから



玉「それはどうも」




「あのね、今日知ったんだけど、
雄太に兄弟がいたのは知ってたんだけど、
まさかの双子だった」


玉「双子?」


「そんなに顔は似てないんだけど、
なんか、声が似てて、
笑った時とか、ふとしたときの声が似ててね…」




玉「A?


開けていい?」






カチャっとゆっくり空いたドアから覗かれた顔は


私をみて、

玉「そろそろ出ておいで」



って。


玉「ちょっと、肩とか冷たい。
寒くない?」



お湯冷めてんじゃん
って蛇口から熱いお湯を注ぎ足して


玉「もっかい良く温まって」


って強引に肩まで浸からされて



「うぅ、」






玉「あーあー、
泣くなって。
怒ってないよ?」




「違うー」



玉「とりあえずしっかり温まって」


「雄太はすっごく冷たかった…

もっともっと寒かったよ。
冷たいのにドライアイスでもっと冷たくなっちゃって

かわいそうだった」




玉「そうだね」



「いつもは私の方が冷え性で冷たくて
温めてくれてたのに、」



玉「そっか」






体を温めて出れば
髪も乾かしてくれて、



「今日だけ…一緒に寝てもいい?」



玉「もちろん」



私のベットに入ってきた裕ちゃんは



玉「こうしてもいい?」



腕枕して、抱きしめるようにして目を瞑った




「生きてる…」


玉「何急に」



「暖かいし、心臓動いてる」



玉「ちょっと早くない?」



「んー早いかも」



玉「久しぶりにドキドキしてる」



「…そういうんじゃない」




玉「そうだけどさ、
生理現象だからしかたなくね?」




「…もう寝るから」





温もりが心地良い。






目を瞑ると
雄太のお葬式がコマ送りの様に見えて
目を瞑るのが怖い



玉「A?」



「…ごめん」



玉「どうした?」



「なんでもない」



玉「俺はいなくならないから。
安心して」



そう言って私の前髪にキスしてくれた






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りさ - 私も続きが気になります玉ちゃんとヨリ戻ってほしい (2020年1月5日 1時) (レス) id: 633db925ae (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 更新楽しみにしてました。高野くん、、衝撃の展開、、裕ちゃんとはどうなるのか、、色々気になるんで、、お話楽しみにしてます! (2020年1月3日 0時) (レス) id: a8fad90825 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - はい(*^-^*)わかりました (2019年12月24日 2時) (レス) id: 633db925ae (このIDを非表示/違反報告)
みぃまん(プロフ) - りささん» また間違いに気づいた時はご一報下さい^ ^ (2019年12月23日 7時) (レス) id: 45494441ff (このIDを非表示/違反報告)
りさ - いえいえ(*^-^*)また気づいたら教えますね(*^-^*) (2019年12月23日 2時) (レス) id: 633db925ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃまん | 作成日時:2019年10月26日 7時

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