元カレ10（yuta.t）

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それから3日が経った
朝、いつも通りに出勤したときに

私は支店長から衝撃的な言葉を聞いた。









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支「仙台店の若い子が交通事故で昨夜亡くなったらしいんだよ」





「え？」




支「高野って言ったかな」








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「…」


支「もしかして知り合い？」



「あの、えっと…同期で、







名古屋の時同じお店にいて、、」



彼氏なんです







って言ったかな。
頭真っ白で





そのまま私も意識を失った









目の前にはお母さん。


母「A大丈夫？」



「…雄太」



母「え？」


「仙台行かなきゃ」


母「ちょっと待って落ち着いて！」






「…雄太に会いに行く」



母「ちょっとA！」



母に押さえつけられて、


母「お願いだから、落ち着いて。
詳しくお母さんに話してからにして」




そう言われて




「支店長が…
雄太が事故で亡くなったって」




母「ユウタって、あなた達別れたんじゃないの？」






「お母さんの知ってる裕太じゃないの。
同期で、名古屋にいる時から付き合ってて、
結婚しようって話もしてたの。
私の彼氏なの」

　



母「え？」






「だからお願い、仙台に行かせて」



母「分かったから。
お母さんも一緒に行くから」








脳に異常があったわけじゃないし、
きっと過度なストレスが原因だろう、って診断で
母同伴ならと言うことで即退院させてもらって
そのまま仙台に向かった。






そのまま雄太のマンションに行き、インターフォンを鳴らせば知らない中年女性が出てきて





？「あの、どなた様ですか？」



自己紹介した相手は高野くんのご両親で、部屋に上げてもらった。





お付き合いしていたこと。
結婚の話もしていたこと。
遠距離で今は離れて暮らしてること。


順に説明ちゃんとできてたと思う。




「それで、雄太くんはどこにいますか？」



高母「運ばれた病院です。
明日のお昼には実家に連れて帰ります」





「会いたいんです…



…会わせていただけませんか？」






病院の名前を聞いて、
母と2人でタクシーに乗って病院に向かう




母「大丈夫なの？」





「…雄太が事故でとか信じられない。

ちゃんと自分の目で本当に雄太かどうか確かめたいの」





母「また倒れたりしたらいろんな人に迷惑かけるんだから無理はしないでね」






「分かってる。
大丈夫だから」

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