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「じゃあ、これは?」



高「あー」




「やっぱり映画やめよ」



高「じゃあどうする?」




「それを雄太が決めてよ」




高「…」




「……」




高「じゃあ今日は帰ろ」




「え?」




高「今日は一緒にいてもダメじゃない?」



「…そうだね」






高「送るわ」




「いい。

ちょっと買い物して帰るし」




高「分かった」



じゃあね、って駅で分かれて、
電車に乗る雄太
私はまた引き返してきた。





何がダメだったわけ?
なんかもう、分かんない



ブラブラアパレルショップを片っ端から覗いてく



「ごめんなさい」


お店出ようとしたら、入ってくる人にぶつかって、
持ってた携帯落とした





?「すいません」



「いえ、私もボーッとしてたから」



?「やば、割れちゃいました?」



「え?」





あぁ…


?「Aちゃん?」



「え?



…涼太くん?」




涼「やっぱりAちゃんだ。



ってかごめん、携帯…弁償する」




「え?弁償?
そんなのいいって」



涼「でも、バリバリ…」



「あぁ…

うん、でも平気

フィルムだけだし」




液晶に貼ってあるガラスフィルムに何本ものヒビが。
本体までは確認できないけど、

私も悪いから





涼「時間ある?
そこの電気屋で買わせて」



「大丈夫だって」



涼「大丈夫じゃないから」




って電気屋で今まで貼ってたシートより高いフィルム買ってくれて





バリバリのフィルム剥がしたら本体は無事




涼「マジでよかった」



「なんか本当ごめんね、
そもそも私がボーッとしていたせいなのに」



涼「最初綺麗すぎてAちゃんて分からなかった」



「老けたって言っていいよ〜」



涼「仕事バリバリやってて、色気ありまくりの大人の女の人」



「はいはい、昔からだよね、
そんな褒めてくれるの後にも先にも涼太くんだけだなー」




涼「ねぇ、これから少し時間ある?」



「うん、あるけど」



涼「久しぶりだし、どっか遊びいかない?」


「え?遊びに?」



涼「昼間から飲んじゃう?」



「そっか、涼太くんももう飲めるんだ」


涼「俺もう23で、大学も卒業したんだよ」



懐かしくて、
あの涼太くんが社会人とか、信じられなくて、






この時間でもやってる焼き鳥屋さんで二人で昼間から生ビールで乾杯




涼「ねぇ、東京に住んでるの?」


「そう、戻ってきたの」



涼「兄ちゃんも知ってる?」



「知ってるよ」

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りさ - 私も続きが気になります玉ちゃんとヨリ戻ってほしい (2020年1月5日 1時) (レス) id: 633db925ae (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 更新楽しみにしてました。高野くん、、衝撃の展開、、裕ちゃんとはどうなるのか、、色々気になるんで、、お話楽しみにしてます! (2020年1月3日 0時) (レス) id: a8fad90825 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - はい(*^-^*)わかりました (2019年12月24日 2時) (レス) id: 633db925ae (このIDを非表示/違反報告)
みぃまん(プロフ) - りささん» また間違いに気づいた時はご一報下さい^ ^ (2019年12月23日 7時) (レス) id: 45494441ff (このIDを非表示/違反報告)
りさ - いえいえ(*^-^*)また気づいたら教えますね(*^-^*) (2019年12月23日 2時) (レス) id: 633db925ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃまん | 作成日時:2019年10月26日 7時

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