元カレ9（yuta.t）

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「普段身につけてるものとかは？」


高「えー、なんだろ」



「バックとか何個あっても嬉しいかも。」


高「バック持ってるイメージないかも。
近所に買い物行く時は財布だけ持ってたり」



「じゃあお財布は？」




高「いいかも」



「見に行ってみようか」




高「財布って、何売り場？」



「こっちかな？」




案内すれば


高「俺絶対一人だったらこの売り場たどり着けなかったと思う」



「長財布かー
折り畳みか、
がま口？
それとも三つ折りもあるよ。
どんなお財布使ってるかわかる？」



高「長ザイフかなぁ
なんかいつもパンパンなイメージ」



「形変えると使いづらいかもしれないもんね」



高「え？これなに？」



チェーンつければ、ショルダーになるんだよ


高「これ良くない？」




「うん、便利だよね」




高「これ取り外せるんだよね？
これにする！！」



色とか素材とか、

高「このブランド、有名なの？」



「これは、若い子が持ってるかな。
こっちは、割と年配向けかも」




高「なるほどね〜」




２つ選んで



高「どっちの方が良さそう？」



「んー、私ならこっち選ぶかな」



高「よし、じゃあこれにする」




って店員さんに声かけて、
高「払ってくる」



「うん、待ってるね」



お会計してる間に隣のアクセサリーのショーケースを覗いた



セール中で安くなってて、


気になって見てると店員さんが声をかけてくれた


店「何点かお出ししましょうか？」


「今人待ってるだけなので、ごめんなさい、大丈夫です」



店員さんをお断りして、
見てれば




高「お待たせ。」



「ううん、行こっか」




高「かわいいね」



「え？」



高「これとか可愛くない？」



ってペガサスのフックのピアスを指差した






高「これとかAちゃんぽい」


って星型のピアスを指差した




「うん、好きかも」




高「お礼に買ってもいい？」



「え？」



高「なんか、セールで申し訳ないんだけど」




「いいって」



高「気に入らない？」



「そうじゃないけど」




高「じゃあ、プレゼントさせて欲しい」



って店員さん捕まえて



高「これください」


って



「本当にいいの？」




高「値段もバレちゃってるけど、
本当今日付き合ってもらって助かったから」





小さな紙袋に入ってるピアス





高「とりあえず俺が持っとくね」




「うん」




高「じゃあ行こっか」




ってアクセサリーショップを出た

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