元カレ9（yuta.t）

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いつものように家の前まで送ってくれる


高「明日本当無理しないで」



「大丈夫だよ。
明日何時に待ち合わせる？」



高「起きたら連絡して。
それから時間決めよ」




「…いいの？」




高「休みの日まで目覚ましかけたくないじゃん」




「ありがとう」




そう言うと、おやすみ。
って非常階段で降りていった








お風呂入って、
アイス食べてれば


「もしもし？」



玉「ごめん、今大丈夫？」



「うん。」





裕ちゃんからで




玉「この間話してた…旅行さ」



「分かった」



玉「え？」




「休み難しかった？」




玉「ごめん。
ドラマ決まってさ」




「え？ドラマ？」



玉「そう。
本当ごめん」



「大丈夫。
仕事だもん、頑張ってね」



玉「旅行さ、
だれか一緒に行ける人居そう？」



「んー、平日だからなかなか難しいけど、
一人旅もありかな、って思ってるから」




玉「一人？」



「一応、研修みたいなものだし」



玉「…宮田といく？」



「え？」



玉「いや、その話ししたら、
宮田が付き添いで行こうかって…

でもA嫌だよね」



「嫌とかじゃないけど…」



玉「宮田と二人で行くなら一人の方がマシ？」




「ううん、そうじゃないけど、
裕ちゃん嫌じゃないのかな？って思って」




玉「…本当は俺が行きたいけど、
それは無理だから、
だったら宮田だったら、
Aの事楽しませてくれるし、
ちょっとウザいかもしれないけど、いい奴だし
信用できるから」




「…ほんとにいいの？」




玉「うん」




「じゃあ、宮田さんと行こうかな」




玉「分かった。宮田に言っとく」




「…裕ちゃんは嫌じゃない？」




玉「うん」



「本当に？」



玉「宮田なら平気」


「同じ部屋に泊まるの？」



玉「それはだめ。
ってか、宮田にもそれ言われたんだけど、
普通にだめに決まってんじゃん」




「場所と日にちと、
どうやって決めたらいい？」



玉「それも含めて宮田に話しておくから、
また連絡する」




本当ごめん、って言われたけど、
正直一緒に行けないのは残念だけど、
宮田さんと行けるのはそれはそれで楽しみになった




早速、
裕ちゃんがグループ招待してくれたんだけど


》なんで裕ちゃんが入ってるの？


玉》ダメ？

宮》宮田だよー
Aちゃんよろしくね


》宮田さん、付き合っていただいてありがとうございます！
こちらこそよろしくお願いします！


宮》早速だけど、日にち決めようか

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