元カレ9（yuta.t）

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引っ越しも荷物が全て搬入し終わって、
荷解きでクタクタ。



「広いな…」



なんだろ、広すぎて落ち着かないって言うか、
まだものが揃ってないからか広く感じて座る場所も落ち着かない感じ







週末にはお兄ちゃんが来てくれて買い物行って…

その前に食料品、、って思ったら荷造りした覚えのないダンボール箱。


開けてみれば


「え？」




缶詰、レトルト食品、カップラーメン、お菓子がたっくさん詰まってた









嬉しさと、寂しさで涙が出てきて、

コンビニでも買えるようなお菓子でも、
勿体無くて食べれない





カップ蕎麦食べて、
簡単にシャワー入って、



「あ、無いんじゃん」




ドライヤーの存在すっかり忘れてた






ドライヤーは早急に買わなきゃマズイから、
ネットで検索すれば




着信で



玉「出るの早っ」



「携帯触ってたから」



玉「どう？」




「…寂しい」



玉「今から行こうか？」




「何時間かかると思ってんの」





玉「部屋の片付けは？」



「とりあえず家具がないと出せないから、
それ以外は片付いた。

ご飯食べてシャワー浴びたんだけど、ドライヤーないことに気づいてネットで見てたの」



玉「ドライヤー買い忘れた？」



「うん、すっかり」




玉「じゃあ俺が送るから住所教えて」



「買ってくれるの？」



玉「引っ越し祝い。
他に欲しいのあったら送るから言って」




「とりあえず今すぐ欲しいのはドライヤー」




玉「今すぐは無理だけどお急ぎで注文するから。
どれが良いとかあるの？」


「とりあえず普通のなら、なんでも良いかな」




玉「この間メイクさんに教えてもらった、
美容室なんかでも使われてるっていうやつでいい？」



「でも高いんじゃない？」




玉「イオン出るドライヤーと同じくらいだったはず。

ってか、プレゼントすんのに金額とか気にしなくて良いから」





「じゃあ、よろしくお願いします」





玉「はい、注文完了〜」


「え、もう？」





玉「タブレットでポチッと。

明日には届くから。
指定できなかったけど、
留守にするときは帰ったらポスト覗いて不在票無いか確認してね」



「ありがとう」




玉「あとは？
アイロンとかコテとかあるの？」



「それはあるよ」




玉「あとは何欲しい？」





「いまのところ平気」



玉「何かあったらすぐ連絡して。
希望のものがあれば品番とか、写真でも良いし。」



「なんか裕ちゃんパパ活してるみたい」

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