そのままの君が好き＿4

そーゆー時期 ページ18

＿



朝、みっくんを起こしに寝室へ向かうと
まだ目の開かないみっくんにベットの中へ引きずり込まれる。




｢もー、時間｣


｢ん〜〜あと2分｣




すりすり〜ってくっついてくるから、
みっくんに腕枕してあげてるみたいな体勢。


私の胸元に顔を埋めて
ぎゅってしがみついてくる。



動けなくなっちゃったから
真下にあるみっくんの寝顔の眉毛をなぞる。


何かしてないと
自分が2度寝しちゃいそうだから。
(過去にこの状態で2度寝して遅刻ギリにさせた経験アリ。)








｢あ｣


｢ん？｣



薄目を開けたみっくんが
掠れた声で何か言う。



｢今日はお っぱいがでかい日だ｣



むにゅってもんでくるから
なぞってた眉毛から手を下ろしていって鼻をぐいってぶたさんみたいに上に上げちゃう(笑)



｢やめろ｣


｢みっくんの鼻なんかもっと上向いちゃえ｣


｢マジでそれは勘弁して〜(笑)｣




困ったように眉毛ハの字にして、
クシャって笑うみっくん。



可愛い。



鼻から手をどけて
そのままぎゅってみっくんの顔抱きしめる。




と、すかさず背中に手が入ってきて
プチってホックはずしてくる。







｢無理だからね？遅刻するよ｣


｢今Aすごい気持ちいい時でしょ｣


｢ちょっ、何言っ、んんっ｣


｢5分で終わらす｣


｢ダメって、みっくん、...あっ//｣








5分後＿。








｢あー腹減ったっ！！！｣







朝から調子バッチリなみっくんと、
朝から残りライフゼロな私。




もうね、怒涛の5分間だったよ。←





シャキシャキ着替えて
もりもり朝ごはん食べて


家出る前に耳元で



｢夜はじっくりAもイかしてあげるね｣



ってさっきまであんなことしてたのを微塵も感じさせないキラキラ笑顔で爆弾落っことして出勤していった。






ちっちゃいおじさんは今日も元気みたいです。







end.

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