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ー
あ。
そういえば二階堂の飲み断るの忘れてた。
フラれたのがショックすぎて
すっかり抜け落ちてた。
そんな事を考えてたら、
目の前にその二階堂と隣にはAがいて。
「あれ、ミツじゃん」
「…………」
目を丸くする二階堂と、
その隣で固まるA。
会いたいと思ってたよ、ずっと。
でも今じゃねーだろ。
愛華は俺の腕に思いっきりひっついてるし。
神様の大バカ野郎。
「ニカちゃん、行こ」
二階堂の腕を引っ張って足早に歩き出すAは、俺と目さえ合わせてくれなかった。
え?って
二階堂は俺らの事を何回か振り返ってたけど。
……マジで終わった。
完璧に勘違いされてんだろ、これ。
「愛華、わり。タクって」
財布からテキトーに
札を掴んで愛華に握らせた。
「えっ、ミツせんぱいっ?」
大通りで良かった。
向こうから来たタクシーを止めて、
無理やり愛華を押し込む。
Aにこれ以上嫌われてたまるかよ。
:
:
「……A?どーしたの?」
「…ニカちゃん、ごめん。」
北山さん、女の子と居た。
しかも、
BBQの時のあの女の子で。
あんなに冷たい事あの子に言ってたくせに、
私のいない所ではそういう事してんだ。
やっぱり最低じゃん。
って、
分かってた事だけど。
それが北山さんでしょ。
「ミツ、なんか言いたそうな顔してたけど…?」
「北山さんと喋ることなんてないよ」
もう、関わるのやめたもん。
どうしたって傷つくんだから。
大丈夫?って、何度も心配してくれるニカちゃんと駅でお別れして。
最寄りで降りて、とぼとぼ歩いて帰ってくる。
裏から階段を登って
部屋の方へ曲がると北山さんが私の部屋のドアに寄りかかってた。
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mayumitsu(プロフ) - あやみつさん» あやみつさん、宏光に3回も抱かれちゃったんですね…|ω・`)イケナイ人妻ですね!(笑)日々更新される北山さんが超絶爆イケで私このまま来月生の北山さんを見たら本当に命の危機だと思います…! (2019年5月12日 2時) (レス) id: a6361f69c3 (このIDを非表示/違反報告)
あやみつ(プロフ) - いやー!!ドーム3日間通った後のこの小説たまりません!!(;_;)もう爆イケ宏光を堪能した後にこんな素敵なお話が読めるなんて幸せすぎます!!いつもマメな更新本当にありがとうございます☆日々の楽しみがあるって幸せです(*´-`*) (2019年5月10日 0時) (レス) id: bce3db38ac (このIDを非表示/違反報告)
はにぃ☆(プロフ) - mayumitsuさん» 楽しみにしていますね! (2019年5月9日 0時) (レス) id: fb0e47a720 (このIDを非表示/違反報告)
mayumitsu(プロフ) - いえいえ、お気になさらずに〜!来月殺られる予定です(笑)ドームが私の墓場になります(´-`)更新が途絶えたらこいつ死んだなと思って下さい(笑) (2019年5月8日 22時) (レス) id: a6361f69c3 (このIDを非表示/違反報告)
みちこ(プロフ) - ごめんなさいm(__)m名前間違えていましたね( ; ゜Д゜まゆみつさんなのに(TT)ホントにすみませんm(__)mみっくんに殺られまくりましたよ(//∇//)まゆみつさんも殺られに行きますか?殺られてきて下さい(^.^)名前間違い本当にすみませんm(__)m (2019年5月8日 22時) (レス) id: 95022a0a60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mayumitsu | 作成日時:2019年4月14日 17時