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「うぇっ、えっ、あっ、ハ、ハイ…」
案の定、すごい挙動不審になりながら返事はしてくれた。
周りは私が山本さんに話しかけるのが珍しいと感じたのか、私達を遠目から見守っている。
あの研磨ですらも、山本さんに話しかけた私を見て吃驚している。
『前から思ってたんですけど、私の方が後輩なので敬語じゃなくて良いですよ。』
取り敢えず、前からずっと気になっていた敬語を指摘した。
「ｴｯ、あ、ガンバリマス…。」
うーん。道のりは長い。
やっぱり私だけじゃ駄目なのかな。
よし、黒尾さんに協力を求めよう。
そう思って、黒尾さんの方に目を向けると、何も言ってないのに察してくれたのか、
「あー…松本ちゃん、山本は女子に慣れてないだけだから、松本ちゃんは悪くないよ。」
という謎のフォローをされた。
『じゃあ、これからは私がいるので私で女子に慣れましょ！ね？』
ちょっと強引な気もするけど、歩み寄るチャンスだ。
私が少し詰め寄ると、山本さんは顔を真っ赤にして逃げていってしまった。
惜しいなぁ、もう少しだったのに。
「松本ちゃんどーしたの？山本に話しかけるなんて珍しいじゃん。」
『あのですね、実は、まだ二年生の方々とはあまり話せてないなって思って…。
それで、まずは山本さんから話してみようって思ったんですけど、道のりは険しいですね。』
「まー彼奴はあんな見た目してっけど悪い奴じゃないし、その内慣れると思うから取り敢えず頑張れ。」
『はい…。』
適当なアドバイスをされた後、黒尾さんは監督に呼ばれた為行ってしまった。
私もマネージャーの仕事が地味に溜まっていたので、早く終わらせようと仕事に戻った。
この時私は、仲良くなる為にどうすればいいか考えるのに必死で、研磨の鋭い視線に気づかなかった。
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赤兎(プロフ) - フレフレ組尊いさん» そんな事を言って頂けて嬉しいです…！！頑張ります！！！ありがとうございます!!!!! (2020年6月20日 14時) (
レス) id: 836633cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
フレフレ組尊い(プロフ) - 赤兎さん» それなです。こんな素晴らしい作品を作ってくれてありがとうございます！更新頑張ってください！！ (2020年6月19日 1時) (レス) id: 31d94156fc (このIDを非表示/違反報告)
赤兎(プロフ) - ＝クロスオーバーって最高。 (2020年6月16日 21時) (レス) id: 836633cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
フレフレ組尊い(プロフ) - 好きなアニメ×好きなアニメ＝最高 (2020年6月16日 0時) (レス) id: 31d94156fc (このIDを非表示/違反報告)
赤兎(プロフ) - 無月来夢さん» 研磨良いですよねぇ…！私も大好きです!!コメント嬉しいです有難うございます!! (2020年6月14日 17時) (レス) id: 836633cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎 | 作成日時：2020年5月24日 12時
