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久々の ページ19
Ｎｏside
「え！…火影様がなぜここに！？……Aくーん！…起きてェー！！」
眠っていたAの耳に女性の甲高い声が入り込む。
「……？」
「あらあら、今起きたの？…それより、火影様がッ！！」
「まぁまぁ…落ち着け……A、傷はどうだ？」
ボーとしていたAは、聞き覚えのある声にパァと顔を輝かせた。
「おじーさん…！？」
「な…！A君？“おじーさん”じゃなくて火影様よ？」
Aの“おじーさん”呼びに、女は慌てて注意する。
「ほッほッほッ…いいんじゃ、いいんじゃ…すまないが少しAの二人っきりで話させてもらっていいかのォ？」
「へ？……あ、はい！」
火影の言葉に、一瞬固まる女だが失礼します！と言うと急いで部屋を出ていった。
「……さて…Aよ、その傷はお前の父にやられたのじゃな…？」
火影は、Aの使っているベッドの横にある椅子に座ると本題をきり出した。
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作者名：エビ猫 | 作成日時：2018年7月28日 19時
