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Noside



「見てよ…あの子、サスケちゃんと。」



「何か、そそのかされてるんじゃないの?」



手を繋いで歩いているAとサスケに周りの大人がざわつく。



「何だよ、あいつら騒いで。」



「ん…やっぱ、手は繋がない方がいいよ。さすけ、みんなに嫌われちゃうよ。」



サスケはAの言葉に、さらに手を握る力を強くする。



「いいよ、俺には兄さんとAがいるから。」



サスケはニッと笑う。



「ほら!もうすぐ家に着くから、そんな悲しい顔しないでよ!俺が悪いことしたかと思われるじゃん!」



サスケはわざと、小声でそう呟くとAの手を引いて足を速めた。



「___、___!」

「____。」



Aは玄関に近づくサスケの手を掴んで止める。



「……誰か来てる。」



Aは小声でそう言うと、サスケを外と繋がっている廊下の方に連れていった。

足音 (話変更しました。)→←手



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作者名:エビ猫 | 作成日時:2018年7月28日 19時

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