【カノキド】 相思相愛

story34　ヒーローの約束 ページ37

カノside


カノ「行くって、、行って何をするの、逆に？」



正直な疑問を打ち明けてみた。




そうしたら、、、、





セト・キド「「(じーっ」」





穴が開くほど見られたんだけど；；







カノ「な、何；；」



セト「メカクシ団すよ。
　 忘れたんすか、アヤ姉が言ってたこと。」







アヤ姉が言ってたこと・・・？


何だっけ、覚えてないや。





カノ「・・・？」



キド「覚えてないとか、死ね。」←




セト「ほら、あの頃の約束5つにあったっすよね？」






そういえば、あったような無かったような・・・





〜 〜 〜




アヤノ「皆、いい？
　 メカクシ団の決まり！」




キド「何それ！？」




アヤノ「メカクシ団のヒーローの決まり！
　 これを守らない子はぁ〜」




カノ「守らない子は？」




こちょこちょ



アヤノ「ヒーローにはなれないんだぞッ！」



カノ「あははｗｗ
　 お姉ちゃん、止めてよｗｗｗ」



アヤノ「１、困った人には親切にすること。
　 ２、帰ってきたら手洗いうがいをすること。
　 ３、動物も人間も虐めないこと。
　 ４、どんな人も危険から守ってあげること。
　 ５、いつまでも皆で仲良くいること。」




キド「かっこいい〜。」



セト「ぼ、僕絶対守る...っす。」






〜 〜 〜






懐かしいな。



それにしても、よく2人ともそんな事覚えていたと関心してぼーっと外を眺めていたら







セト「じゃあ、行くっす！」


キド「おう、カノ！！」



カノ「あ、待って；；」






もう、セトもつぼみも昔と変わらないな；；





すぐに皆のヒーローでいたがるんだから。






けど、このテンポを心地良いと思ってしまう僕も






ヒーローの中に数えてもらえているんだろうか....







そう考えると、ただ純粋にヒーローの存在を信じていたあの頃に戻れた気がして＿＿＿＿＿。

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