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目覚め ページ8

深い深い黒の炎の中からひとつの眩い炎が見える

その炎は柔らかなオレンジと真っ直ぐな赤

自分は炎に引き寄せられる虫のようにフラフラとその炎へと近ずいた

近ずいて見ると、その炎の中に幻を見た

炎の中には8人の人が立っていて、自分に向かって頭を垂れていた。

いや、正確にはその人にだ

どうやら炎な中の幻は1人の視点からなっているようだ。

頭を垂れている中のひとりが頭をあげた

その人はまるで悪魔の様な笑みを浮かべたけれど、自分はどこかその人が照れているように見えて微笑ましかった。

その時、何かの視線を感じバッと勢いよくその方向へ向いた。

しかし、なんの視線も感じず気のせいかと前を向いた時、ピンクの髪の不思議な目をした女の子が自分の前にたっていた。

自分は無意識に溜まっていた唾を飲み込み、その子へと声をかけた

「な、なぁ」

自分がその子へと声をかけると、その子が急にニヤリと笑った

?「もう少し、もう少しで会えるよ?女王陛下」

ゾワゾワとした寒気を感じた途端

自分はバッと飛び起きた。

「ッ!…………ここは?」

起きるも見覚えのない部屋にいた

「なるほど、これが見覚えのない天井だってやつか」

さっきのゾワゾワとした寒気が拭えず1人でバカをやっているとノック音が聞こえてきた

ノック音の後ワンクッション置いてから声を掛けられた。

?「入りますよ」

ガチャ

自分がどうぞって言う前に入ってきたのは、変なキャップを被ったメガネの男の人だった

いや、なんだその帽子、(赤信号みんなで渡れば怖くない)って

?「初めまして、武久 火縄だ、君の名前を教えてくれないだろうか」

帽子に気を取られて聞いてなかった

「すみません、もう1回お願い出来ますか?」

キャップの人は少し間を開けた後、もう一度同じ事を言ってくれた

火「初めまして、武久 火縄だ、君の名前を教えてくれないだろうか」

あぁ、自己紹介をしてくれたのか

「はい、自分の名前はA 炎です、所でここは何処でしょうか?」

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翡翠(プロフ) - 面白くて続きが気になりました!無理のない程度で更新頑張って下さい。応援してます! (2022年4月3日 3時) (レス) @page26 id: 585f4fa9d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜双樹 | 作成日時:2021年10月17日 21時

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