覚醒 ページ5
私の周りがゆっくりと
しかし確実に熱くなる。
その温度は上がりボウッと大きな音を立て炎が真っ黒な炎が上がった。
新「女王陛下……」
?「何!それはほんとか!?新羅!」
新「はい、あの子が探していた女王陛下です!」
近くで誰かが喋る声がする
誰だろう、あの声酷く安心する
[助けて……]
[痛いよ……熱いよ……]
あぁ、誰か分からない声よりこっちの方が大切だ
早く助けてあげなければ
鎮魂するにはえっと………そう、シスターの祈りが必要
私はゆっくりとシスターの方へ向いた
「シスター祈りをお願いします……」
シスターは熱にうかされたような表情でゆっくりとうなずき
手を胸の前で組み祈りを捧げ始めた
ア「炎ハ魂ノ息吹……」
私はシスターが祈りを捧げ始めたのを見て
ゆっくりと焔人の胸、つまりコアの部分に手を当てた
「すぐ楽にするから……」
ア「炎炎ノ炎ニ帰セ」
「「ラートム」」
シスターと共にそう言うと私は思いっきり手のひらに力を込め、コアを破壊した。
ドンッ!
その炎はまるで、夜空に輝く満天の星のように真っ暗な夜を優しく照らす月のように優しく
焔人を鎮魂した。
焔人を鎮魂したのを見届けた途端、私の意識は闇へと堕ちて行った。
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翡翠(プロフ) - 面白くて続きが気になりました!無理のない程度で更新頑張って下さい。応援してます! (2022年4月3日 3時) (レス) @page26 id: 585f4fa9d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜双樹 | 作成日時:2021年10月17日 21時