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そのアーサーの言葉にハッと気がついた森羅と環は即座に能力を使いアーサーと共にAを正気に戻そうとする

森「A！！こっちを見ろ！」

環「A！！能力をそれ以上使ったら灰病になっちまう！」

ア「姫！！大丈夫です！！落ち着いてください！」

3人とも呼びかけるがAには聞こえていないようだ。

聞こえていないばかりか、Aの能力の暴走が激しくなり、森羅達にも、攻撃を仕掛けてくる様になった。

森「クッソ！聞こえてないのか！！」

その時、どこからかリンっと音が聞こえた

その瞬間、森羅達の周りで燃え盛っていた炎が凍った

環「えっ！この氷って！！」

そこに居たの第1は特殊消防隊の中隊長2人

カ「お前ら無事か？」

カリム・フラムと

フォ「皆さん、大丈夫ですか？」

フォイェン・リィだった

森「カリム中隊長にフォイェン中隊長！！」

環「どうしてここに！？」

フォ「たまたま近くに用があったんですよ」

カ「そんな事より！あいつはてめぇらの知り合いか！？」

次々とくる激しい攻撃を避けつつ、一般人への被害を出さないように、次々と炎を凍らせていく

森「はい！今日ちょっと色々あって保護、もとい、仲間になる方です！！」

環「森羅危ない！！！」

森羅を狙い横から来た炎を環が森羅を押す事で避ける

森「わりぃ！」

環「気にすんな！それより早く止めないと！！」

カ「てめぇらどいてろ！」

カリム中隊長がリィンとベルを鳴らし、Aを氷ずけにしていく

森「ちょ！カリム中隊長！？え！？なんてことするんですか！？」

Aを氷ずけにされた事にキレた森羅はカリム中隊長の胸倉を掴もうとした手をカリム中隊長に掴まれた

カ「はぁ、落ち着け、凍ってはいるがきちんと生きてる」

森「え、あ！」

どうやらカリム中隊長は烈火星宮の時同様、氷に小さい穴を空けておりそこから息が出来るようになっているようだ

森「す、すみませんでした………」

その事に気づいたら新羅は気まずそうにカリム中隊長に頭を下げた

カ「いや、いい気にすんな」

フォ「じゃあ、暴走も収まった事ですし、ここの片付けは第3に任せて、その子を連れて帰ろうか」

カ「さっさと第8に連絡入れて迎えに来て貰え」

森「は、はい」