目を感じ取り、借りる話４

７４、５６５８日目 ページ9

気がつくと次の日


キ「またか」


ア「これはループ、つまり繰り返されている。簡単には終わらない」


カ「僕たちが話しかければいいんじゃない？」


ア「希望は薄いが、試してみよう」


また公園に来た


４人に近づく


セ「A！！！」


触れようとしてもスルリと抜けてしまった


皆「！！？？」


ケ「コノハが関与していない。だから無理だろう」


カ「どういうこと？」


ケ「あいつにはプログラムが入ってる。だからこのループを止められるはずだが…」


ア「あいつは感情を取り戻しつつある、だから助けられない、話しかけられない」


モ「そんな………」


レ「唯一の希望が…」


ケ「Aだ」


皆「！！！！」


ケ「Aが俺たちに気づけば希望はある」


モ「じゃあ！！！」


キ「でも俺たちの声は届くのか？」


ア「希望は薄い」


皆「…………」


ア「だが諦めていては前に進めない。私たちは能力者だ。きっとできる」


セ「A…………」


絶対助ける


何があっても………


俺が守るっス


レ「……………」


救ってみせる


俺たちの未来を築き上げるために


ケ「……………」


けじめをつけるために


沢山の犠牲をなくすために


絶対………


皆「助けてみせる！！！！！！」


こうして俺たちの長い長い戦いが始まった

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