目を感じ取り、借りる話４

８０、最終回《重なった》 ページ15

ドアを開けたのは


セ「A！！」


セト君だった


「セト君！！みんなはリビング？」


私が聞くと頷いた


セ「大事な話があるんスけど…良いっスか？」


「うん…どうしたの？」


セ「俺…
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Aが好き」


え？


セト君が私を？


ﾎﾟﾀｯ


涙が落ちた


「わ……たし？」


セ「Aじゃなきゃダメなんだ」


いつもの口調じゃなくて…真剣な眼差しで私を見ている


鼓動が早くなる


私の答えは


「私も………………………………………………………………………………………………………………………………………好き」


私がそう言うとセト君は近づいてきて……………


私たちの唇は重なった


思えば私たちは恋人になる運命だったのかもしれないね


君が私をメカクシ団に導いてくれて


たくさんの人に出会って


運命に運命が重なって私はたくさんの人に出会った


君のおかげで


これからも君と歩いていく


この目で君を感じながら…



ｆｉｎ

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