【赤】コラボ相手はいちごの王子【stpr】 (ページ13)

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勇気ページ13

莉犬side
ころちゃんの顔は驚きが隠せていなかった。

なにさ、言い出しっぺのくせに。

ころん「なんて返ってきたの？」

莉犬「まだ見てない……怖くて見れないよ……」

ころん「僕が横についてるから大丈夫！ほら。」

指が震える。

俺は考えられる中で1番最悪な返答を思い浮かべながらDMを開いた。

『こんにちは、はじめまして。ルーナと申します。先日は私のせいで迷惑をかけてしまい大変申し訳ございませんでした。ところで御用件は何でしょうか。』

普通の返事だ。

どこか冷たい気もするけど多分気の所為だよね。

安堵している間もなく

ころん「莉犬くん！よかったじゃん！ほら、俺の言った通り」

ところちゃん。

嘘つけ、さっきあんなに驚いてたよ。

莉犬「もー。調子いいんだから……それにまだコラボの話も始まってないのに……」

そうだ。

まだただの挨拶だ。

先に進まないと。

また震え出した。

ころん「大丈夫？また僕が送ろうか？」

莉犬「ううん、大丈夫だよ。」

これは、武者震いだ。